山梨フットボール

「後先考えずに一戦必勝の町田戦」【2019明治安田生命J2リーグ 第26節 甲府対町田 プレビュー】

一丸で町田に挑み、勝つことが全て。J1自動昇格の夢を繋ぐためには勝利が絶対に必要。

2019明治安田生命J2リーグ第26節 甲府対町田 甲府先発予想布陣。

2019年8月4日(日曜日)甲府対町田(18:00 KICK OFF/山梨中銀スタジアム)

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「山本英臣が勝点1で繋いだ甲府の夢を繋ぐことができるのは勝点3だけ」

ァンフォーレ甲府の夢を次節A徳島戦に繋げるために、意地でもズルをしてでも(しないけど)勝たないといけない町田戦。ここまで伊藤彰監督とチームとして積み上げてきた経験と選手が個々に持つ経験と英知と意地を集結して、どんな内容でも勝点3を手にすることが水戸戦の勝点1を“勝点2を失った”といわせない唯一の方法。町田戦を引き分けたり負けたりしてもJ1昇格の可能性がなくなるわけではないが、残り17試合で首位・柏と12ポイント差、2位・京都と10ポイント差という現実を見れば、そんなに甘くはないことは昨季の経験からもよ~く分かる。

れに、水戸戦の内容を振り返れば絶好調で攻守にフィットしている状況でないことは現実。リーグ戦が進めばお互いに研究も進んで、前期のストロングポイントは消されるし夏場の連戦はやりくりも大変。そのなかでも新井涼平が離脱中なのが痛く、ベンチメンバーの選考で伊藤監督も頭を悩ませていると思う。水戸戦は特にサイドのスペシャリストが不在で打てる手が限られた。

節について伊藤監督は試合2日前の練習では「対町田というところと水戸戦で活躍した選手、コンディションを考えていく」とメンバー選考の方向性を話した。しかし、前日練習の紅白戦を見るとターンオーバーという感じ。”水戸戦で活躍した選手“という視点では今津佑太はチームにパワーをもたらせることができる選手として起用して欲しいし、水戸戦をスキップした横谷繁もやると思っていたので紅白戦形式の戦術確認を見てちょっと複雑な気持ちになった…。

新井涼平の離脱が長期化するのかどうかは分からないが、CBとボランチでプレーできる選手だけに早期の復帰を期待したい。

紅白戦形式の戦術確認では、控え組のピンクビブスの選手たちがアグレッシブにプレーをして主力組に刺激を与えた。控え組の気持ちに責任を持って応える主力組であってほしい。

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