「”たったの2連勝“で止まってしまった連勝。またもや勝てる相手に敗れた」【2019明治安田生命J2リーグ第28節 甲府0-1山口 レビュー】
2019年8月17日 甲府0-1山口(18:03K.O/山梨中銀スタジアム/入場者数7,540人/天候 晴 弱風/気温 30.1℃/湿度 65%)
得点者 47’山下敬大(山口)
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「バラバラに頑張った末の惜しい負け試合」
時間が経てば経つほど“勿体ない”負けだったと思う山口戦。試合後にミックスゾーンに現れた選手たちはショックを受けている感じだったけれど、天皇杯3回戦でF東京に1-0で勝った流れをリーグ戦のメンバーが繋ぐことができなかったことは本当に残念だし、首位・柏との勝点差が15ポイント、2位・大宮との差が9ポイントというのは冷静に見れば絶望的な差。“自動昇格は諦めました”と宣言する必要はないけれど、たった2連勝しかできないのが現実だし――実力はあるはずなのに――16位のチームにワンチャンスを決められて負けてしまう脇の甘さがあるチーム。
前半はボールを回されたけれど、途中で気が付いたのは“山口はA級の決定機をほとんど作れない”ということ。だから16位なんだと思うけれど、その相手にボールを回されたのは事実。選手からは”怖くなかった“という言葉が出たけれど、強がって”回させた“といわないで、”回された“ということを認めないと改善をしていけないと思う。前線からの組織的なプレスはあまり掛からず、曽根田穣の負担が増えてマイボールになってからのアタッキングサードでは疲労感から高い技術を発揮できなかった。ちょっとずつ勿体ない流れでもあった。
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