「大宮戦の感情爆発アゲイン。首位・柏の攻撃力にカバーの意識で立ち塞がることが甲府の生きる道」【2019明治安田生命J2リーグ 第32節 甲府対柏 プレビュー】
2019年9月14日(土曜日)甲府対柏(18:00 KICK OFF/山梨中銀スタジアム)
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「サイドバックのホールを3トップで狙い、決定機をモノにしたい」
今週は横浜FC戦のショックが残っているのか、練習に活気がないスタートというか、静か~に始まって、ゲーム形式になると活気が出てくる前半で、後半は持ち直した印象だった。2位・自動昇格に向けて熱くなっているというよりも、内に秘めてやっていると感じた一週間。その結果は今夜20時には出るけれど、大宮(1-0○)、横浜FC(2-3●)よりもパワーもスピードも決定力もある柏が相手なのでどうなるかはいつもと同じで、いい予感と悪い予感のカクテル。
柏の序盤戦はクリスティアーノやオルンガのワントップを3バックと4バックで試しながらやって点が取れなかったけれど、前期の甲府戦の少し前から4-4-2にフィックスしてオルンガが爆発し、羨ましい11連勝を含む13試合負けなしで首位固めに成功している。前節はオルンガ(14ゴール)がケニア代表で不在の中、山形のセットプレーにやられて3-4で打ち負け、14試合ぶりに黒星がついた柏。ネルシーニョ監督ならショック療法的にメンバーを少し入れ替えるような気がするが、気になるのはオルンガが先発かどうか。2-4で敗れた前期の対戦のときは、“オルンガは代表帰りだからベンチスタートだと思う”と柏担当の記者が話したが、担当記者の予想を裏切る先発で大活躍“しやがった”。でも、今度は”先発だと思う”と思わせて、“ベンチスタートもあるんじゃないか?”と都合よく予想している。
都合のいい筋書きとしては、オルンガなしの柏から先制して(できれば追加点も)、後半慌ててオルンガを出してもフィットせずで、甲府の勝利。都合が悪い筋書きは、オルンガ先発で…。ただ、外国籍の人材が豊富なので渇望感のあるマテウス・サヴィオあたりを出されても嫌だけど…。まぁ結論としては、他力ではなく、誰が出てきても自力で勝つという覚悟が必要だということ。
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