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伊藤彰監督記者会見「山本英臣はこういう戦いでチームをまとめて結果を残してくれる素晴らしい選手」【無料記事 天皇杯4回戦 甲府2-1法政大 コメント】


「日本のベスト16に残ってきた法政を大学生と見ないで一つのチームとして見て、“カテゴリーが違うがリスペクトしよう”と選手に話して試合に入った」(伊藤彰監督)


平日の遅い時間の試合にファン・サポーターの皆様に来ていただいて、なおかつベスト8に行けたことはいいプレゼントができたと思っています。

前半から我々がやろうとしていること、しっかり守りながらのカウンターとか、しっかりゲームコントロールしながらサイド使った攻撃とかは――やりづらいところがあったが――何回か出たと思います。我々が先制して、最終的には後半に追い付かれたが、最後選手の力で…延長戦に入って疲労があったが最後まで戦ってくれた。

太田修介や宮崎純真や途中から出た選手が最後まで身体を張ってくれたし、点も取ってくれた。チームが一つになって戦った結果だと思います。今はベスト8ですが、クラブの天皇杯ベスト8を乗り越えられていない歴史を変えること、そこはチーム全体でしっかりと気持ちを持って戦っていきたい。

――決勝ゴールを決めた宮崎選手の評価は?

途中から入って守備も攻撃もアグレッシブにやってくれた。チームの分析でもコーチ陣との話でも“DFラインの裏に飛び出す選手を頂点に置いた方がいいんじゃないか”ということで頂点に置いた。そういう機会もあったし、脅威を与えてくれた。凄くよかったと思います。

――1点目、2点目共に山本英臣選手から佐藤洸一選手へのボールで、隙を突けたことについては?

山本は周りの人が思っていることも同じだと思うが、私も彼に対して絶大な信頼を置いている。一瞬の隙を突けることやキックの質、技術力、戦術眼、判断、そういうところがずば抜けていると思っています。彼がいることでゲームがコントロールされた。リーグ戦でもそうだが、こういう戦いでチームをまとめて結果を残してくれる素晴らしい選手だと思います。

――法政大に対して警戒したところやゲームプランはどんなものがありましたか?

1つは両サイドの選手が速いし、技術力が高く、紺野(和也)くんはカットインからのクロスやシュートがあり、法政の形として作ってきたと思う。我々も右CBとWBは紺野くんのカットインからのクロスが逆サイドから入ってくるのでしっかりと把握しようという意図を持ちながら対応した。彼からの攻撃は多かったし、怖かったです。最後まで身体を張れたと思います。途中でボランチの守備のところは、紺野くんから斜めに入ったり、逆サイドの3番(高木友也)の左SBから斜めに入れられたりして危ないところを作ったので、ボランチの守備のところは…中山陸が悪かったのではなく、守備の改善をしたくて小柳達司を入れました。

最初ビックリしたのはポストプレータイプのツートップで来たところ。本来は途中から出場した長谷川元希(大宮ユース出身で伊藤監督が指導した選手)や20番(佐藤大樹)や28番(田中和樹)の選手がトップ下からというところを警戒していたが、最初の入りでツートップできたところ…法政もそこがちょっと(上手くいかず)というところですぐに替えたのかなぁと思います。逆に替えられたことで、中盤で数的優位を作られたり、ゲームをコントロールされたりするところがあったが、その分我々のオーガナイズのブロックの外でやることが多かったと思います。それはそれで支配されているが、自分たちの守り方はそんなに崩されていなかったと思います。

――延長の入り4バックにした理由は?

ミラーゲームにするというか、相手は4-4-2ですし、クロスに対して中に入ってくる選手に高さがなくなってきた。これは一つの狙い目だった。平山(駿)くんや松澤(彰)くんが(交代で)抜けたあとも身体能力が高い選手たちがいたが、そこでのクロス対応は5枚じゃなくても4枚でもできる、プラスアルファとして前にパワーを持ちたいので4-2-3-1という形にしました。

――大学生相手のやりづらさとはどんなところにありましたか?

正直やりづらさはあります。我々の選手にはプロとしてのプライドもありますし、法政のボールの動かし方や強さを受けて立たないといけないし、上回らないといけない。我々がちょっと隙を与えるとそういうところでやられてしまう。自分たちの気持ちの持ち方は凄く難しかった。日本のベスト16に残ってきた法政を大学生と見ないで一つのチームとして見て、“カテゴリーが違うがリスペクトしよう”と選手に話して試合に入った。最終的には選手の頑張りで取れたと思います。

――山本選手をCBからボランチに上げた理由は?

まずは3番の小柳をボランチに入れて斜めに入ってくるボールやセカンドボールに対する強さを求めました。ただ、守備のところで前に出て行けなかったり、バランスのところ…ゲームコントロールをする戦術眼はオミ(山本)の方が長けているところがある。途中からチームの機能として少しズレていたところがあったのでオミをボランチにして――小柳はクロスに対する強さがあるので――守備を強固にする意図で入れ替えました。
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