山梨フットボール

「ヴァンフォーレ甲府18年目。山本英臣(39歳)が現役続行を決断した理由」【練習場から】

2020シーズンは山本英臣にとってヴァンフォーレ甲府18年目のシーズンになる。年下のベテラン選手が契約満了になる中で葛藤しつつも現役続行を決断した。

「”自分が辞めて、自分より多く試合に出たベテラン選手が残る方がいい“と考えることもあった」(山本英臣)

――今季最初の全体トレーイングの雰囲気はどうでしたか?

まだ始まったばかりでみんな声も出てなくて遠慮しているところがあるけど、みんなオフに身体を動かしてきていることを感じ取れました。このチームで今年1年頑張りたいです。

――去年と比べてチームの雰囲気はどう変わりましたか?

若いですね。2つのグループに分かれる練習メニューがありましたが、25歳くらいの選手が僕のいるグループに来て、“半分に分けても25歳の選手が上の年齢になる”チームになったのは若返りをしたと思いました。

――山本選手は甲府で18年目のシーズンになります。ベテランとしてどんなことを伝えたいですか?

長くやらせて貰っている責任と感謝の気持ちを持って――環境面では大きなクラブに劣るところがあるけど――サッカーに関して“賭ける気持ちや姿勢”はヴァンフォーレにずっといた選手は持っているので、たとえ一人になってもそれを忘れることなくいい影響を与える存在でいたいです。

――個人的な目標は?

個人の目標は置いておいて、チームがJ1昇格に向けていいスタートが切れるようにキャンプを頑張りたい。

(残り 1049文字/全文: 1710文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ