山梨フットボール

ドゥドゥ「我々にとってサポーターの存在が大きく、彼らがいないスタジアムで試合をするよりは延期の方がいいと思う」【練習場から】

――リーグ戦の再開が5月2日(H山形)と決まりましたが、2月23日の第1節から2か月以上開きますね。

みんなサッカーが大好きですが健康が第一ですね。コロナウィルスの問題は世界的な課題になっているし、ブラジルの知り合いにも”日本はどうなの?”と聞かれます。プロサッカークラブが揃って練習ができているリーグは世界の中でも日本くらいじゃないでしょうか…。ほとんどの国はオフというか自宅待機だと思います。そんな中で我々は練習をすることができているので、コロナ対策をしっかりやってみんなで乗り越えたい。ままずは皆さんの命と健康が第一で、サッカーはその次ですね。

無観客で試合をするというアイディアもありますが、我々にとってサポーターの存在が大きく、彼らがいないスタジアムで試合をするよりは延期の方がいいと思います。我々は自分自身や家族のためにサッカーをしていますが、それだけではなくてサポーターのために戦っています。サポーターのモチベーションや喜びなしでは戦えない。無観客試合は避けたいのでみんなで今の問題を乗り越えることが大事だと思います。

――試合間隔が開き過ぎてコンディショニングやモチベーションの維持が難しいと感じますか?

サッカーをやれることが楽しみです。世界を見れば他のスポーツもほとんど止まっています。我々はしっかりとトレーニングができる環境にあるので、それだけでもモチベーションになります。ブラジルのサッカー選手はほとんどが自宅待機になっているので、我々はやり続けることが大事だし、意味があることだと思います。

――日本の方が状況としては良いという評価ですか?

他の国は警察が自宅待機をするように取り締まっていますからね。日本がそうならないことを願っています。日本は対策が取れていて、安心感があります。個人がそれぞれ消毒とかの対策をしっかりやっている。マスクをつけることもしっかりやっていて、こういうことは日本の文化なのだと思います。

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