山梨フットボール

無料記事「ヴァンフォーレ甲府、本日5月19日からより徹底した新型コロナ対策のもとで練習再開」【練習場から】

練習前にコロナ対策の方針や注意事項を選手に伝える定月亮チーフドクター(左)。右は伊藤彰監督。

 

選手を3グループに分ける感染症対策のもと、5月19日(火曜日)からVF甲府が韮崎Gで練習を再開した。9時30分からの第1グループ、10時30分からの第2グループ、11時30分からの第3グループに選手を分けてロッカールーム内での密集・密接を避けるだけでなく、屋内では密閉を避けつつ治療やトリートメント時もマスク着用、練習終了直後もマスク着用と、より徹底した対策のもとで一日の流れがマネージメントされた。

それぞれのグループが練習を始める前には定月亮チーフドクター(山梨県立中央病院)が感染症対策の方針や注意事項を話した後、伊藤彰監督が「我々は(コロナ禍のなかで)行政からグラウンドを貸してもらっている立場。我々は感染症対策をして社会活動を再開するモデルケースにならないといけない」という趣旨の話をして、選手に自覚を促した。

1か月以上選手は個々に自主トレを行ってきたが、7月12日辺りと想定されるリーグ戦再開に向けてコンディションを上げることが目の前の課題。練習再開初日はサーキットトレーニングを中心としたメニューでフィジカル面に刺激を与えた。5月中はフィジカルトレーニングを中心とした――プロ野球の合同自主トレ的な形式――練習を週6日で行い、新型コロナが順調に収束に向かっていれば6月2日から本格的なチーム練習に移行してリーグ戦再開に向けて6週間程度の準備期間が与えられる見込みだ。
(マツオジュン)

 

選手・スタッフは距離を取って定月亮チーフドクターの話を聞く。

 

汗が滴るマットは、一人が使うごとにメディカルスタッフが消毒。

 

5月19日はサーキットトレーニングが中心。

 

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