山梨フットボール

無料記事 小林岩魚「ヨーヨーテストV3を逃すもコロナ禍の中でサッカーができることに対して感謝のコメント残す」【練習場から】

プロ2年目の今季はグッと伸びる雰囲気が漂う小林岩魚。「マグロ以外の魚が苦手」と言っていたが、最近は魚を食べるようにして、名前に寄せているそうだ。

――今季のヨーヨーテスト(1月、3月)は2連勝中でしたがV3は逃しましたね。荒木翔選手と僅差の2位。

(自粛期間があったので)もう少し体力面が落ちていると思っていたけど、みんな落ちてなかったですね。

――前回同様に最後は荒木選手と一騎打ちになりましたね。

翔くん凄かった(笑)。早いうちから息が上がった感じがありました。

――自主トレではどんな練習をしていましたか?

持久力系では一人で荒川河川敷のランニングコースを走っていました。

――何キロくらい走るんですか? チームメイトに会いましたか?

1回で走る距離は8~10㎞くらいです。河川敷では今津(佑太)くんや(太田)修介くんに会いました(笑)。

――19日から練習が再開しましたが”ようやく始まった”という気持ちですか?

始まった感じがします。学生の部活はまだ自粛していると思いますが、ヴァンフォーレは行政の皆さんの理解のもとでグラウンドを使わせてもらっています。コロナで大変な状況になっている人が大勢いる中でも僕らは給料を貰えているので早く試合をして皆さんに見てもらいたい。自粛期間に”僕らはサッカーをさせてもらっている”ということを強く感じました。社会生活が元に戻っても、この気持ちを忘れず、感謝の気持ちを疎かにすることなく頑張りたいです。

――小林選手の場合は、”山梨県出身”、”VF甲府アカデミー出身”という期待やプレッシャーも重なりますね。

そこは僕自身がいいモデルにならないといけないと思います。ピッチの中だけでなく、ピッチの外でもそういう意識を持たないといけないと思っています。

――ありがとうございました。

ヨーヨーテストは2本の白いラインの間(15メートル)を一定時間内に2往復する。一定時間がどんどん短くなる中で、何回走り切れるかの距離で評価される。

ウェイリントン・フィジカルコーチ(右)は生真面目で、ヨーヨーテストのグループが変わるたびに15メートルの距離を確認して調整する。選手が白いテープを踏んでズレると正確に計測できないと考えているんだと思う。

 

 

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