山梨フットボール

無料記事「練習再開2週目はグループ分けを2グループに減らし、軽いコンタクトプレーも入れて負荷アップ」【練習場から】

練習再開2週目初日に行われた4対2のボールキープゲームは盛り上がった。軽めとはいえコンタクトプレーがあり、選手の本能を刺激するのかみんな楽しそう。

 

Jリーグの再開が”7月の第1週”的な記事が出てきているが、練習再開から2週目に入ったVF甲府は3グループ練習から2グループ練習に変わり、対人コンタクトが少し入ったメニューも取り入れられた。2日間のオフ明けの5月27日は9時30分スタート組と11時スタート組に分けてトレーニングが行われ、フィジカルトレーニングなどに加えて軽めのコンタクトがある4対2のボールキープが行われた。伊藤彰監督が心配するのはコンディションを上げていく過程でのケガで、「あと一歩が出なければ無理をして出さなくていい」と指示をしていた。 

習自粛期間中の自主トレでは持久系や筋トレはある程度できても、フルパワーでボールを蹴ることはほとんどできておらず、河田晃兵は「ボールを蹴ると疲れる。改めて分かった」と話している。渋谷洋樹ヘッドコーチも「止まっているボールは蹴れても、動いているボールを蹴る感覚が不足している」と話しており、ゲームコンディションを取り戻すにはもう少し時間が必要な様子。しかし、7月の第1週か第2週にはリーグ戦が再開すると見込めるので悠長に構えている時間はない。伊藤監督は「トレーニングマッチは3~4試合はやりたい」と話しており、ケガをし難いコンディション作りは急務だ。

4対2のゲームが白熱し、逆転を狙って奮闘したものの負けた金園英学は倒れ込む。全力ゾノのプレーは練習に活気をもたらせる。

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