山梨フットボール

無料記事「6月20日(土曜日)のJ3藤枝との45×3本予定のトレーニングマッチ(14:00KO@山梨中銀スタジアム)に向けて――4バックと3バックの両方を試す――紅白戦を行う」【練習場から】

だ、前線・中盤の選手は豊富だし、コンディションも上がってきているので3バックにして右SBを右WBとして乗り切ることも選択肢であり、去年からやっていた並び。新加入選手は慣れていないものの、3バックをオプションとして紅白戦で試しているので松田力など攻撃的な選手が右WBに入ることで味付けは変わる。松田は「(アップダウンは)ムチャクチャきついけど逆で崩してクロスに入っていくイメージがある。チームが勝つためならポジションはどこでも厭わない。陸(双子の兄・松田陸・C大阪)のプレーを見ているから右SBのイメージも湧くし、だいたい分かる。自分の特徴を出しながら最低限の守備はしっかりやる」と意欲的。ここ最近の練習では高校(立正大淞南)の先輩・金園英学に何度もアシストをしており、「あの人がどう動くかが分かる」とコンビネーションのよさも見せている。

4バックなら経験値が高く信頼できる藤田優人がいるがコンディション次第のところもあるので、小柳達司、野澤英之、山田陸らもコンバート系右サイド候補。小柳と野澤は右SBを以前所属していたクラブで経験しているので急造感はないし、山田も緊張感のある練習の中で食らいついている。現時点では練習取材をしていても伊藤監督が誰をどう使うかは分からないし、選手交代5名というルールがあるので全く読めない。「全てを臨機応変にやるしかない。これが今シーズンの戦い方」と伊藤監督は話しているので、臨機応変を期待と共に楽しみたい。

開試合に向け、土曜日のトレーニングマッチはチーム内競争がピークになるし、”インターネットを通じて見られている”対外試合なので熱くなることは確実。メインスタンド側からカメラ1台での中継になるそうだが、引きの映像が多くなれば普段の中継よりも――アップが少ない分――全体像が分かりやすくなるかもしれない。リーグ戦の延期、再延期の期間に中山陸や中村亮太朗――小林も伸びている感じがあったのでケガは残念――ら伸びた若手がいるし、ジュニオール・バホス、ハーフナー・マイクはコンディションを上げているので本番一週間前、先発の座を懸ける凄みも感じられるはず。資金的に苦しいのに泣き言をいわず耐えてきたクラブ・チームに対して”ギフティング(投げ銭)”のサポートもお願いします。
https://www.ventforet.jp/news/press_release/519365
(マツオジュン)

18日の練習後、遂に内田健太のFK自主トレがスタート。見た限りでは3~4本直接FKを決めており、「FKのお調子は?」と聞くと、「まぁまぁ」ツンデレ系の答え。

でも、手応えがあるキックの後はまんざらでもないこの表情。苦しい試合でも内田の左足が1本のFKで流れを変えることに期待したい。

 

 

前のページ

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ