山梨フットボール

太田修介「ハーフナー・マイクの指示をスルーし、開いて縦に勝負した理由と自信」【練習場から】

練習後に内田一夫コーチ(左)と話をすることが少なくない太田修介。伊藤彰監督ともコミュニケーションを取っているが、監督とは違う立場でのアドバイスは彼の血肉になっている。

――6月20日のJ3藤枝とのトレーニングマッチの2点目、ハーフナー・マイク選手のアシストですが、少し前の場面でハーフナー選手からは「俺の後ろにいて落としを拾ってくれ」的な指示というか要求があったようですが、中に入らずに開いたポジションを取っていた理由は?

アキラ(伊藤彰監督)さんから「SB(山田陸)が(本職)ボランチの選手でサイドに張れないから(右SHの)俺がサイドに張るように」という指示がありました。マイクさんからも言われていたんですが、逆サイドにボールがある時は中に入ろうと思っていましたが、俺が中に入ると右サイドの突破がなくなるからアキラさんの指示で(マイクさんの指示をスルーするのは)仕方がない・・・と。

――縦にドリブルで仕掛けた場面ですが、これまでなら誰かに当ててスペースに出してもらって走ることが多かったと思いますが、パスを選択せずにドリブルで仕掛けた理由は?

身体のキレがいいし、自信があるから行けたというのはあるし、シンプルに縦に行ければ中は(ハーフナーと金園英学の)高さがある2枚がいるので可能性があると思いました。

――金園選手、ラファエル選手、ジュニオール・バホス選手、ハーフナー選手とワントップ候補が多い中、今季の太田選手はワントップもやりつつ、トップ下やサイドハーフ(SH)でもプレーしています。試合に出るためにはサイドでもプレーができないといけないという意識が強いですか?

(過密日程の)今季はいろいろなポジションでプレーができた方がいいし、”自分のプレーの幅も広がる”とポジティブに捉えています。ポジションごとにやるべきことはあるけれど、自分ができることは限られる。それを整理しながらやっているから前の(4つの)ポジションならどこをやってでもできると思っています。

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