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無料記事 新潟戦前日フォトレポート「再開試合前日は山本英臣40歳の誕生日」【練習場から】

新潟戦前日、6月26日は山本英臣40歳の誕生日。流経大の声楽科でオペラを専攻(ウソ)していた今津佑太が朗々と「ハッピーバースデ~オミさん~」と歌い、河田晃兵がケーキ持ってインタビュー中の山本に寄っていく。

太田修介の誕生日のときはこのケーキ。18年在籍の山本英臣が40歳となればケーキのサイズはだいぶん違う。

「30歳になったときよりも40歳になったときの方が精神的にきてる(笑)」と山本英臣。同じ40代の伊藤彰監督(47歳)には「すぐに40代ということが平気になる」と言われていた。ケーキの大きさが他の選手の誕生日とは違って大きく、山本への敬意が表れている。

ケーキ贈呈のセレモニーとインタビューが終わると山本は独りでコンディショニング。同じくベテランの――年期はだいぶん違うが――小柳達司(左)も他の選手から離れて静かにコンディショニング。ベテランになると人は孤独を求めるものなのか…。

ラファエルらFW陣は練習後はPK練習。セットプレーや紅白戦の様子はビブスの色分けなどで漏洩する要素が多くあるので掲載を自粛するが、選手の闘争心は過信も慢心も新潟に対する過剰リスペクトもなく、いいバランスで保たれているように感じた。

ジュニオール・バホスはPK練習の様子をチラッと見て、「俺はPKは蹴らないから」的(個人の推測です)なことをポルトガル語で言い、上がっていった。新潟戦は流れの中で動いているボールを1本、2本と決めてほしい。新潟のFW陣よりもバホちゃんの方が凄いということを見せつけたい。

定着したバケツde給水システム。オシャレかオネーな選手はバケツをバッグ持ちするのが流行中(ウソ)。

新型コロナ対策はキッチリやる。練習後、個々に自分のバケツを洗う(写真は内田健太)。

松田力はバケツを洗った後、しっかり手洗いをしてからロッカールームに入っていった。

練習最後の円陣では伊藤彰監督が「今回スタメンを外れても次の試合でスタメンがあるかもしれない。一喜一憂しないでこのグループがいいモチベーションで、いい状態で最後まで戦えるようにしよう」という――聞こえた範囲で――趣旨の話をして締めた。

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