【サッカー人気5位】サッカーに大切な「●●優位」 仙台戦2…

山梨フットボール

「リスケジュールの2020年Jリーグ再開幕的な第2節・新潟戦。やってみないと分からないサッカーが戻って来た。特に注目したいのは新生ジュニオール・バホスとJ2デビュー戦の山田陸」【2020明治安田生命J2リーグ第2節 甲府対新潟 プレビュー】

明治安田生命J2リーグ第2節 甲府対新潟 甲府先発予想布陣。

2020年6月27日(土曜日)甲府対新潟(18:00 KICK OFF/山梨中銀スタジアム)

◇◇◇◇◇

季は多くのベテラン選手との契約を終え、若手や中堅の年齢の選手に経験の機会を与え成長させることが狙いだったが、新型コロナ禍による過密スケジュールで想定を遥かに超えるチャンスがあるシーズンになる。ただ、リスケジュールの第2節から第4節までは週に1試合で、運営も含め、”コロナ対策の試合に慣れる”期間でもある。伊藤彰監督は第4節(H金沢) と第5節(A東京V)が中3日なので第4節を「週1の試合とは捉えない」と話したが、第3節のA松本からは一週間。つまり、リーグ戦の再開後の3試合は同じ選手が週1ペースで戦おうと思えば――楽ではないが――戦うことはできる。その中で今節先発の座を掴んだ選手は――伊藤監督はベストメンバーとは呼ばない(今季は全員で戦うというメッセージも込められている)――今季のVF甲府の仕上がり度70%前後での強さが試されると言ってもいいはず。

ロナ禍で自主トレすら思うようにできなかったクラブがあるのでコンディションはイコールではない再開試合。Jリーグにとって最優先はリーグ戦を――安全に――やり切ることだということは延期、再延期の期間中の動きを見れば分かるし、それだけDAZN様から頂く放映権料(10年で2100億円)はJリーグの命のようなもの。いくつかのJ1クラブからは再開に向けて”自己都合”的な意見も出たようだけど、J1、J2降格ナシで、リーグ戦についても全試合数の75パーセントかつ、全クラブがホーム、アウェイ問わず50%を消化すれば成立と、ギリギリのところでレギュレーションの柱を作り直した。

り体に言えば、コロナ対策・認識が不十分でクラスター化したクラブが出てしまい、リーグ戦を戦えなくなってもそこだけ積み残してリーグ戦を進めるということでもある。それだけやってでもリーグ戦を成立させないとJリーグが生き残れないということだと思う。村井満チェアマンをはじめとするJリーグの努力や調整、決断に敬意を表したい。

ち負けは大事だけれど、まずはコロナ(感染症)対策をしっかりやって――社会生活を営む以上、完全に防ぐことはできないのでもし感染者が出ても個人を責めるのは間違っている――”今節は選手が足りないのでウチはお休みします”なんてことを言わなくて済むように高い意識で練習をし、暮らし、クラスター化だけは絶対に避けないといけない。

新生ジュニオール・バホスがシーズンを通じて活躍できるかどうかが昇格争いに大きく影響する。ただ、連戦で無理をさせればケガのリスクが高まるので、基本は週に1試合起用になるはずで、金園英学、太田修介、宮崎純真、ラファエル、ハーフナー・マイクらが交互にFWでチームを引っ張る必要がある。

節先発する選手に対して、”仕上がり度70%前後”と言うと失礼かもしれないが、トレーニングマッチ2試合だけなので試合勘は不足している。今季は新チームのような構成だったので順調にリーグ戦が進んでいても序盤の10試合くらいは試行錯誤もあっただろうし、我慢の期間だった。ただ、ジュニオール・バホス、金園英学、ハーフナー・マイクら自粛期間中にコンディションを上げ、ケガを治させた選手がどんなプレーを見せてくれるのかは楽しみ。

かでもバホスは過去の態度や不摂生を悔い改めたコメントをしているし、「今年は自分にとって勝負の年」とサッカーにしっかり向き合っている。ポテンシャルの高さはチームトップどころか、リーグトップクラスのバホスが本気の凄さを――不運なケガなく――シーズンを通じて発揮すれば昇格争いにも充分に食い込める。新潟、松本と続く昇格候補との戦いで70%前後でも凄いところを見せてくれるのかが今節の大きなポイント。チームとしてバホスをどう活かせるのか、バホスが守備面を含めてチームにどう貢献するのか見どころだ。

して、注目なのが山田陸のボランチ起用。J1大宮では出場機会が無く、J3盛岡、J3長野で44試合出場し、今季甲府に移籍してきた。大宮U-15からU-18までの6年間のうち、伊藤監督がトップチームで仕事をしていた期間を除いて一緒に戦ってきた関係。山田の可能性と実力を知っているから伊藤監督が声を掛けた。大宮アカデミー時代はずいぶんヤンチャもしてピッチ外でも伊藤監督に相当に手を焼かせたそうだが、「アキラさんは正しい。アキラさんのお陰でプロになれた」という。

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