山梨フットボール

無料記事 ドゥドゥ「愛情が詰まったスパイクだけど、試合では使えない」【練習場から】

試合前日の練習後、ドゥドゥのスパイクに何か描いてあることに気が付いた。愛娘がパパのためにスパイクにハートマークや絵を描いてくれたようで、「試合で使うスパイク?」と聞くと「使わない」という。やり取りを聞いていた松田力が解説してくれた。「福岡のときもドゥドゥが(愛娘が絵を描いた)スパイクを使おうとしたら、入場前のスパイクのポイントチェックのときに審判にダメって言われた。絵が描いてあるのはダメみたい」。最初からこういうデザインなら問題ないみたいだけど、政治的な主義主張を表現する選手がいるかもしれないということだと理解はできるけれど、使わせてあげたいとは思ってしまう。

前節2ゴールのドゥドゥはノリノリで機嫌よく松本戦のピッチに立つと思うが、今節はゴールやアシストが勝利に繋がる展開になることを期待。前節ゴールを決めた後、ジュニオール・バホスたちと「抱き合って喜んだね」というと、”ハッ”となって「ゴメンなさい。嬉しすぎて仕方がなかった」と、コロナ対策でハグやハイタッチを控えないといけなかったことを忘れていたことを思い出した感じ。全員PCR検査を受けて陰性なので大丈夫だとも思うが、そこをきっちりやるのが先行してリーグ戦を再開しているJリーグの務め。窮屈な感じはするし、後々”過剰だったね”ということもあるかもしれないが、”対策不足だった”となるよりはマシだと思ってしっかりやり切って、コロナにも試合でも勝ちたい。

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