山梨フットボール

「過密日程最初の3連戦の一発目。マンツーマンディフェンスの金沢相手にホームで初勝利を挙げて連戦に機嫌よく突入するスタートにしたい」【2020明治安田生命J2リーグ第4節 甲府対金沢 プレビュー】

2020明治安田生命J2リーグ第4節 甲府対金沢 甲府先発予想布陣。

2020年7月11日(土曜日)甲府対金沢(18:00 KICK OFF/山梨中銀スタジアム)

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新型コロナ対策でヴァンくん、フォーレちゃんの出番がないことは非常に残念。でも、みんなの心の中には永遠の最強のマスコットがいて、共に戦っている。主務のトラックの荷台に描いてあるヴァンくんとフォーレちゃんを水溜りに映して、写してみました。自己満・・・。

 

節の金沢戦に向け、7月9日に行われた紅白戦形式の戦術確認は充実というか、今節から始まる3連戦(H金沢、A東京V、H大宮)を見据えると、”ピンクビブス(金沢戦の先発)は翌週末の大宮戦の基本メンバーであり、ビブスなしは水曜日の東京V戦の基本メンバーか?”という推測で楽しめた。どちらのグループもリーグ戦に向けて高い集中力と迫力を出してプレーしていて意欲的だった。

ーグ戦の再開後の2試合が新潟(3-3△)、松本(1-1△)という昇格候補相手であった難しさが出たが、今季未勝利――16位という順位は気にする必要はない――ということが少し引っかかる人は少なくないかもしれない。伊藤彰監督はこれから始まる過密日程の連戦でどう勝点を稼ぐか、相手に与えないかということが昇格争いのカギだと読んでいるし、選手がケガをして中・長期の離脱になるマイナスを避けるための起用を考えているので、再開後2試合の結果や内容で評価するのは焦り過ぎだと思う。

沢戦から始まる3連戦のあと1週間空いて3連戦(H千葉、A水戸、H山口)があり、その1週間後に始まる5連戦(A福岡、A琉球、H徳島、H愛媛、A山口)が最初の正念場。この5連戦が終わって昇格争いに絡めてなければアラームが点滅するだろうが、今は監督・選手を信じて、選手も監督を信じて、みんながポジティブでいたい。コロナ禍でなくても連戦になればケガのリスクをゼロにはできないので、何が起こるのかは分からないが、少なくとも昨季までリーグ戦にあまり絡めなかった若手や中堅選手の渇望と挑戦は魅力で、その最初の試合となる来週水曜日の東京V戦は楽しみが詰まっている。

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