山梨フットボール

「週末グループの勝利で5連戦を締めくくることができるかのアウエー山形戦」【2020明治安田生命J2リーグ第14節 山形対甲府 プレビュー】

2020明治安田生命J2リーグ第14節 山形対甲府 甲府先発予想布陣。

2020年8月23日(日曜日)山形対甲府(18:00 KICK OFF/NDソフトスタジアム山形)

△△△○●○○△△△○△○

田力が今節・アウエー山形戦のポイントになりそうだが、まず5連戦を振り返ると2勝しているのが連戦の偶数試合の水曜日グループ。最初は奇数試合の週末グループが――完全に分けられるわけではないが――経験値が総合的に高いAチーム的、経験値が少ない選手が多い水曜日がBチーム的な感じがあった。選手を個々で見れば評価はいろいろも、グループとして力関係の差が縮まっていることは確実。両方の試合に出場している選手がいるのでそれがいい暈しになっているが、最初は経験値の差は大きく感じた。今でもそれが埋まったとは思わないけれど、判断の迷いが減って思い切りのよさが出ると本来のポテンシャルが出やすくなって成長という経験値が積み上がっている。

末グループは山口(1-1△)、福岡(2-2△)、徳島(1-1△)と3試合連続で引き分け中。負けてないことはいいけれど、勝ち切れていないことも事実。相手にもよるので明確な理由は見つけられないけれど、ジュニオール・バホスという強力なFWがいるが故の難しさも一端にあるのではないかと思う。点を取ってくれるけれど、強力が故にバホスのプレー自体に揺さぶられる難しさもあった。残念ながらケガで…公式発表では全治約6週間ということになっているが、その間のリハビリをどれだけしっかりやれるか、やれないかで復帰が伸びる可能性もある。当初は骨折の可能性も疑われていたので最悪ではなかったけれど、メンタル面が不安定になりがちなバホスが――橋爪勇樹の復帰と同時期になるのではないかと思っているが――目標を設定してしっかり取り組めるようにチームでサポートする必要はある。

1対1の仕掛けが無双になってきた泉澤仁(左)とタフで無理目のところでシュートが打てるドゥドゥ(中央)の個と連携にも期待。

(残り 867文字/全文: 1838文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ