山梨フットボール

「アキラ・ヴァンフォーレの踏ん張りどころの群馬戦は進化型可変システムのデビュー戦。戦術でも気持ちでも勝ちたい」【2020明治安田生命J2リーグ第16節 甲府対群馬 プレビュー】

2020明治安田生命J2リーグ第16節 甲府対群馬 甲府先発予想布陣

チームを勝たせるためにベンチで控えている金園英学は32歳最初のゲーム。チームを勝たせる後半のプレーを期待。

立正大淞南高の後輩である松田力がバースデーソングを歌い、金園英学先輩にケーキを渡した。今節は松田が攻撃的にプレーができる時間を長くしたい。

2020年9月2日(水曜日) 甲府対群馬 (19:00 KICK OFF/山梨中銀スタジアム)

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週末試合の連戦の奇数試合グループと水曜試合の連戦の偶数試合グループが、“経験値の高い選手中心の週末グループ”と“若手中心の水曜グループ”というのが当てはまらなくなっている5連戦第2ラウンド。第2ラウンド初戦の栃木戦(0-1●)に中村亮太朗、山田陸、小林岩魚を起用したこともあるが、完全ターンオーバーをするには枚数が足りていないDFラインは小柳達司と今津佑太が5連戦第1ラウンドは4試合に先発して、今後もこの流れになるので経験積みまくりの今津に若手感もないし、ベテランの小柳はどっちも出ているから新井涼平や山本英臣と組めば最終ラインはベテランが多数派。記事を書くときは特徴的なフレーズを使いたくなるけれど、第2ラウンドは経験値の少ない選手中心の水曜試合ではなく、若手がチャンスに挑むという感じ。

今節、この若手に当てはまるのは荒木翔と中山陸・・・だけ。経験を積んで若手感が消えつつある荒木は「栃木戦では僕らの甘さを確認できた。(甘さになってしまった部分は)僕のストロングポイントとして出していきたい」と感じるものがあった。そして、「水曜日は2連勝しているのでその流れを続けて”水曜日は強いね“と言われるようにしたい」と話している。中村、山田がいてこその若手中心の水曜日感なので彼らが意気に思っていた”若手で頑張ろう“というモチベーションを出し難いことはちょっと残念だけど、週1試合のペースでリーグ戦に出場する中で掴んだり感じたりしていることをチームの勝利のために発揮できるようになれば素晴らしい経験の積み重ねになる。この部分を楽しみに見たい。

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