山本英臣「504試合に出場して甲府で500試合出場というふうになりたい」【コラム&インタビュー】
「試合当日になって“身体が動くのか”とか、試合前のアップで“どれくらい身体が動きそう”とか…昔みたいに100%最初からいける確信、自信が持てない中で試合に入って行かないといけないということはある」(山本英臣)
――第16節・群馬戦(1-0)、第17節・北九州戦(3-0)と連勝する中、チームが戦術的に戦うことと球際など局面で戦うところのバランスは若手が多いだけにやり易い面があると思いますか?
(経験値が少ない選手は)頭に一番いいモノが入った状態でいることが難しい。積み上げている分、薄れていく分もあってその幅がある。サッカー選手にはありがちなことで、「この試合は前からプレッシャーを掛けていこう」と監督が提示して、この2試合は変わったところだと思う。
――山本選手自身は基本的に週に1試合のペースで出場していますが、充実度は高いですか?
チームが勝てばいいと思うのと同時に、北九州戦をDAZNで観て新しい刺激を受けたし、自分ならどうするのかなぁ、チームとどう合わせるのかなぁなどと考えるし…試合に多く出るだけではなく、(コンディション面などで)気を使ってもらって感謝しています。
――以前、“毎日の練習や試合で自身の身体がどれくらい動くことができるのかはやってみないと分からない面がある”という趣旨の話をしていましたが、これはストレスになっていますか?
ストレスにはならないけど怖さはある。試合当日になって“身体が動くのか”とか、試合前のアップで“どれくらい身体が動きそう”とか…昔みたいに100%最初からいける確信、自信が持てない中で試合に入って行かないといけないということはある。今までやってきたコンディションの合わせ方にプラスして取り組んでいることがあって、最近は最初調子が悪いかなぁと思ってもアップで調整して試合に入れるようにしています。
――40歳の山本選手が今の自分と向き合って掴んだコンディションの持って行き方ですね。
持って行けているのかは微妙で、そこまで動けている手応えはないから…。こなせてはいるけどこのままだとこなすだけになりそうで…それならチームにとってもよくないから少しずつ考えながら…。
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