山梨フットボール

「噛み合わずで岡山に引き分けも5連戦第2ラウンドはリーグトップタイの勝ち点10ポイント。焦らない、焦らない」【甲府2020明治安田生命J2リーグ第19節 岡山0-0甲府 レビュー】

2020年9月13日 岡山0-0甲府(18:03K.O/シティライトスタジアム/入場者数 3,278人(新型コロナウィルス感染予防対策のため、制限付き)/天候 曇 無風/気温 28.2℃/湿度 45%)

得点者 なし
△△△○●○○△△△○△○●●○○○△

手くはいかなかったけれど凡戦ではないしチームとしてやろうとすることを出せた場面は――多いとは言えないけれど――あったし、意思や今後の可能性を感じさせた試合。ターンオーバーで戦う上で前節長崎(2-0○)に勝ち点1を与えるよりもゼロにして、今節17位の岡山に勝ち点1を与える方が昇格レースを勝ち上がるためには価値がある。と、受け止めたい。

5連戦の第2ラウンドは全勝チームも4勝チームもなく、甲府を含む勝ち点10ポイントグループ(4位・甲府、1位・北九州、3位・徳島、8位・福岡、10位・町田)がトップ。結局、北九州との差を更に詰めることはできなかったので勝ち点差は9ポイントに再び開いたが5連戦はまだ4ラウンド分も残っている。9ポイント(5位・京都、12位・金沢)が2チーム、8ポイント(11位・栃木、14位・水戸)と2チーム、7ポイント(6位・磐田、9位・東京V)と2チームで、順位表の上位から中位はこれらのクラブでほぼ占められていてまだまだ混沌の様相。一喜一憂しないのがミッドウェー付近の気持ちの持ちよう。

合前のアップが終わり、甲府の選手がロッカーに戻っていくときにその近辺のスタンドからパラパラ感以上の拍手が起こったが他に拍手する理由を見つけられず、”アウエー選手がアップから戻る時も拍手をしてくれるのか、近隣在住の甲府ファン・サポーターが応援グッズを身につけないでスタンドにいるのかなぁ“と思った。このゲームの立ち上がりはチグハグ感があったけれど、毎回メンバーが替わる中では徐々に合わせられるかどうかの勝負だと思っていた。それに岡山はロングボールからチャンスの1~2歩手前までは来るものの、ラストパスやシュートをことごとくミスするか浮かせて助けてくれていた。

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