山梨フットボール

DF・須貝英大(明治大学4年、キャプテン)が来季加入発表後初の練習合流「子供の頃はヴァンフォーレが勝つと一週間嬉しいし、負けると一週間どんよりするくらいで、勝てば家庭が明るくなりました(笑)」【コラム&インタビュー】

 

須貝英大(明治大)が来季の加入発表後最初の練習合流をした9月21日のトレーニングの様子。森淳スカウトは「頭がいい選手。話をしても俺なんかよりも語彙が全然豊富(笑)。身長は172センチだけど、筋力がある。運動量、走れる強みがあるから3バック、4バック関係なくやれる選手。SB、SHに関係なくやれるのは関口正大(法政大)と同じ」と評価する。

「小さい頃から応援していて憧れたチームでやりたいと思いました。他のクラブからもお話は頂きましたが想いは変わらなかった」(須貝英大)

――甲府加入が決まってから初めての練習合流でどんなことを感じましたか?

小さい頃から応援していて憧れのチームで練習しているというのが違和感というか(笑)…嬉しいという気持ちが大きいです。大学在学中ですが練習に呼んでもらえたことが嬉しいです。

――来期からプロ選手としてプレーするということでキャンプの練習参加とは気持ちが違いますか?

緊張やプロとしての責任感が増すと思いますが、楽しみの方が大きくて早くあのピッチ(山梨中銀スタジアム)で戦いたいです。

――法政大の長谷川元希、関口正大が先にJ2リーグでデビューし勝利にも貢献していますが、同期となる彼らのプレーを見て刺激になっていましたか?

自分も早くリーグ戦に出たいと思いました。甲府の試合はほとんどDAZNで見ていて、彼らのアシストで勝った場面(第11節・琉球戦、2-1○)も見ました。

――同じ関東大学リーグ1部で戦うライバルでもあるので、彼らのプレーは自身がJ2リーグでプレーすると“どれくらいやれるのか”という目安になりますか?

あの2人は関東大学リーグではレベルが違う選手で、プロで活躍するには大学リーグで飛び抜けていないといけない。2人を見て、”出たい”と思うのと同時に、大学リーグで違いを見せていかないといけないと思いました。

――甲府は中塩大貴(立正大)、中村亮太朗(中央大)、小林岩魚(専修大)、荒木翔(国士舘大)、太田修介(日体大)、今津佑太(流経大)とプロ入り3年目以内の選手だけに絞っても関東大学リーグで活躍した選手がリーグ戦に出場しています。彼らの存在も須貝選手にとって活力になりますか?

多いということは刺激になりますし、山本英臣選手らベテランの方々が引っ張ってくれる中で大卒選手の活躍が大事になると思います。自分自身どれだけ底上げができるのか、試合に出る・出ないに関係なくしっかりやっていきたいです。

――甲府以外に複数のJクラブからも声が掛かったそうですが、甲府を選んだ理由は?

一番は地元がここ(医大Gがある中央市)というのがあるし、小さい頃から応援していて憧れたチームでやりたいと思いました。他のクラブからもお話は頂きましたが想いは変わらなかったです。

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