山梨フットボール

無料記事 フォトレポート「産業能率大からGK(東島大成)とCB(野澤陸)の練習生が練習参加」【練習場から】

2日間のオフ明けの10月7日の練習に産業能率大(関東大学リーグ2部)から練習生が合流。写真はCBの野澤陸(4年、佐野日大高卒)で、第95回高校サッカー選手権で佐野日大高校が3位になったときは先発のFWだったが、現在はCBでプレーする。元FWのCBというストロングポイントを甲府で活かしてほしい。

8対8+2GKのゲーム形式の3バックの真ん中に野澤陸が入る場面もあった。Jリーグだけでなく、大学リーグのスケジュールも過密で合流期間は2日間だけだが、適正ポジションでプレーさせようという伊藤彰監督の意図と期待を感じる。

野澤(陸)が野澤(英之)をマークする場面もあり、苗字と名前でダブル被りの野澤陸が加入となればいろいろな楽しみも増えるので、いい縁になることを期待したい。

産業能率大からはGKの東島大成(4年、二宮高卒)も練習参加。サイズ的には充分で経験を積んでいけば大きく育ちそうな選手。左利きなので写真に写っているGKは4人中3人(岡西宏祐、小泉勇人、東島大成)が左利きという珍しい構成。

東島大成は神奈川県藤沢市出身で、高校も経験豊富な指導者がいた県内の公立高校(二宮高)を選んだ。選手権などの出場経験はないが、個人の能力・資質・可能性には関係ない部分。全国的じゃないところから才能を発掘するのが森淳スカウトの眼であり、ヴァンフォーレ甲府の生きる道。一つしかない椅子を争うポジションなので競争は厳しいが、”甲府で挑戦したい”と言ってくれることを期待。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ