「なんか懐かしい感じでしたね。”点って、こうやって入るんだ”って感じでしたね(笑)」【J2第29節 甲府2-1町田 コメント】
#21 DF 荒木翔「割と何も考えずに振り抜けました。当てるだけというか、来たから打とう、打った、入った、みたいな感じ(笑)」
――プロ初ゴールが決勝点になりました。今季、荒木選手のコメントからは責任を背負う覚悟が強くなっているように感じていますが、自身の中で変化はありますか?
試合を重ねていく中でチームのやりたいことが整理できてある程度タスクをこなしている中で、もう一段階評価を高めるにはアシストと得点もあの位置で取れるようになることが必要だと思っていました。3試合連続出場して連戦でもある程度パフォーマンスが落ちないで来ているのでそこの信頼は得られていると思います。タフに戦えるところや点を取ることができるところは見せることができたので大きな3連戦だったと思います。
――荒木選手は群れないというか孤高系というか、人に相談をすることなく自分の中で問題を解決してきたような印象ですが、プレーの悩み等相談することはありますか?
去年はオグ(小椋祥平)さんがいて、凄くよくしてくれて相談にも乗ってもらいました。今年もしょっちゅう相談に乗ってもらっていて、オグさんも試合を見てくれていて、”どうでしたか?”と話はしています。オグさんの知り合いの選手や僕の代理人が大学(国士舘大)の2学年上の先輩で、僕のことをよく知ってくれているので話を聞いています。”こういうところが消極的だった”、”こういう点は伸ばしたほうがいいんじゃないか”という話をしてもらい、素直に聞くことができています。
――アドバイスを受ける中で特に印象に残った言葉や指摘はありますか?
最近なら(泉澤)仁くんとの関係性は凄くいいし、”もっとゴール前に入ってもいいんじゃないか”、”もっと貪欲に点を狙って行ってもいいんじゃないか”という話はしてもらっています。
――少し前は”シュートは緊張するからアシストでいい”なんて話をしていましたが、変化は?
そんなに変わらないですよ。スポットライトが当たるような感じは得意じゃないんで。黒子というか陰のポジションでもありますから僕が走って仁くんが活きればいいと思っています。前の選手が(中山)陸でも同じですが、特徴がある選手なのでそういう選手の助けになれるランニングやポジショニングを考えています。(泉澤と中山の)2人をどうやって活かしていけるかを考えたときに、”僕がボールを触って何とかしよう”じゃなくて、走ってスペースを作って、2人が自由に、好きなようにプレーをするだけで、僕は黒子で頑張って走るだけです。
――それでも、荒木選手のところにチャンスボールが何回かは来ますからね。そこで決められると相手に与える怖さが違ってきます。
ここで点を取ることができたことはチームの中で得点の可能性を広げることができたのでチャンスがあれば狙いたいです。
――あのシュートはインパクトもよかったですね。
そうですね。
(通りかかった山本英臣)あれぐらいのシュートは蹴れるんですよ。それなのに今まで外してきた(笑)
――ドゥドゥがボールを落としてから打つまでの数秒間はいろいろ考えましたか?
割と何も考えずに振り抜けました。当てるだけというか、来たから打とう、打った、入った、みたいな感じ(笑)
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