山梨フットボール

「第3の漢・小泉勇人出撃。2021年J2第1節でもある中止・延期の第34節愛媛戦。来季に繋がる勝利は今季の3位追撃に繋がる勝利になる」

2020明治安田生命J2リーグ第34節 愛媛対甲府 甲府先発布陣。

【2020明治安田生命J2リーグ第34節 愛媛対甲府 プレビュー】

2020年12月9日(水曜日) 愛媛対甲府 (13:00 KICK OFF/ニンジニアスタジアム)

△△△○●○○△△△○△○●●○○○△△△△△●●◯◯●◯△◯◯◯㊡△△△◯●

河田晃兵(中央)、岡西宏祐(左)の壁をなかなか乗り越えることができなかったが、今節は小泉勇人(右)が秘めたポテンシャルの高さを発揮するかどうかの大一番。ワンチャンスをモノにして、繋げる姿を見たい。

季、甲府の選手は全員がベンチ入りを果たしているが、なかなか出場のチャンスが来なかったプロ契約の選手はGKの小泉勇人と紅白戦形式の戦術確認などではDFからボランチからFWまでやるなど先発メンバーを支える役割をしっかり果たしてきたDFの入間川景太。チャンスがありそうで、ギリギリでなかった2人だが、今節は小泉に先発のチャンス到来。

鹿島アカデミー育ちで、今津佑太、太田修介、荒木翔の大卒同期加入の3人と同い年で、今津が流経柏高時代は茨城県のチーム同士対戦することが少なくなかった小泉。鹿島でプロになってからは大物GKがいることで出場機会がなく――鹿島の栄光は見てきたから優勝などの記念Tシャツは全部持っている――プロ4年目の途中からは水戸、盛岡、群馬とJ2とJ3のチームを渡り歩いてきた。昨季甲府に途中加入したがチャンスがないままここまで来たが、J3盛岡では12試合の出場経験がある選手。伊藤彰監督は「J3(盛岡)での経験はあるけど、J2の上位チームで試合に出ると緊張感はあると思う」と話す起用だが、「1試合勝負してもらう。年間通して頑張ってきた選手だし、伸びた選手。掴むものを掴んでほしい」と努力を認めつつもワンチャンスであることを示唆する。

(残り 1960文字/全文: 2860文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ