山梨フットボール

金井貢史「チームのやりたいことにチャレンジしないで負けるよりもやろうとして出来なかったということがトレーニングマッチでは大事」【練習場から】

「俺も熱くなって言い過ぎるところもあると思うんで(笑)。グラウンド内では言い続けたいです。勝ちたいですから」(金井貢史)

――2月5日のTMはフィジカルが強い相手(J1)を押し返すことができなかった結果でしたが、試合をやっていて感じたことは?

立ち位置はもっとよくなると思うけれど、ボールを回す安定感がなかった。後ろでボールを回していてもただ回すだけになっていて、スピードの変化や一発のロングボールで相手をスライドさせるとか…自分たちの立ち位置が見えていないというか…そんな感じでした。もっと相手を見て、CB3枚で回すにしても1枚飛ばすとか…全部が各駅停車になったのが(失点が多かった)要因だと思う。サイドではリズムを変えて高い位置に入ったときには斜めに当てて裏を取ることはできていたけれど、相手のゴール前に入り込むことは少なかった。アタッキングサードではもっと人が(後ろから)湧き出してくるようにならないといけない。後ろはボールスピードを上げないといけないと感じました。相手のフィジカルが強いのなら、触らせないようにしないといけない。そこでもっと差をつけないといけない。

――試合の中での修正は難しかったですか?

”速く動かせ”という話はしていました。俺がもっと(ビルドアップに)入ってやれればよかったのかなぁとは思いますが――あの試合が公式戦なら下がってやったと思うし、上手く回せたと思うが――今はトレーニングマッチの時期なのでチームのコンセプト(の浸透)があるので僕が前に入ってポジションを取ったりして、上手くいかなくてもあえてポジションを取り続けることは意識していた。個人ではみんながチャレンジをしているので、今度はチームとしてのチャレンジで成果を上げていかないといけない。

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