山梨フットボール

無料記事「昨日の1枚」【練習場から】

全体練習後、欠かさず独自の筋トレやストレッチやコーディネーションを行う山本英臣。今では”頑張っている40歳”とは思えなくなっていて、ただ単に”チームメイトと競争して信頼を勝ち取っている”という感覚に見る目が変わってきた。3月11日は荒行的な筋トレを行っていて、急いで撮影した。Jリーグには驚異のベテラン選手が何人かいるが、来季J1のアキラ(伊藤彰監督)・ヴァンフォーレの中心選手である山本をピッチで見たいと心底思う。宮崎キャンプ中に「(現役を)いつまで続けられるか…。明日ダメになるかもしれない。身体も心も精神面もしっかり整えながら一つのトレーニング、一つのゲームに臨まないと”やり切れないかなぁ”という不安の方が大きい。キャンプが始まる前は”またキャンプをやるのか…”、”キャンプで身体がもつのか…”と思う。最近は現役を続ける葛藤に”またキャンプをやるのか…”というのがある」と話していたが、ここ数年で今季は一番充実していると思う。”明日ダメになるかもしれない”という不安は常にあるだろうが、今のサイクルが彼の経験値の高さを活かせる日々として長く続くことを願い、信じている。

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