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山梨フットボール

「伊藤彰監督就任後最大の割り切りで挑む栃木戦。目指すフットボールに対する”誇りや矜持を捨ててでも勝ち点3を取る”。犠牲と執念の一戦」【2021明治安田生命J2リーグ第3節 甲府対栃木 プレビュー】

ツートップで先発見込みの三平和司。「5人交代枠があるので45分でぶっ倒れてもいいと思ってやる」と就任後2シーズン勝てていない栃木に挑む伊藤彰監督の覚悟と狙いを全力で闘い表現する。

対栃木のトレーニングではタフに闘い、上下のアップダウンの連続が求められた。伊藤彰監督からは「息が上がったときに休ませてくれねぇぞ!」という声も出た。相当な覚悟が求められる一戦となりそうだ。

2020年3月14日(日曜日)甲府対栃木(14:00 KICK OFF/JITリサイクルインク スタジアム)

「こんなことをするのは今週だけだ!」

の言葉が栃木戦に対する伊藤彰監督の覚悟と割り切りを象徴していた。3月10日(水曜日)の練習ではピッチを人型のダミー9枚で半分に分けた。この条件下でシャッフルした5-3-2でゲーム形式の戦術浸透を行ったが、ルールの一つとしてDFラインは繋がずにロングボールを蹴るというものがあり、伊藤監督が目指しているサッカーとはかけ離れていた。普段求められているものと違うことに選手も”こんなことしてもいいの”と最初は戸惑ったのではないかと思う。

木戦のチーム戦術を浸透させる前段階として、中盤を省略してロングボールを入れて速い攻撃を行い、今節どんな土俵で戦うのかという意識付けを行った水曜日。チーム戦術としてはロングボールをボンボン蹴り合うものではなく、ボールを奪う勝負所やカウンターにも狙いとコンセプトはあるが、まずは球際で闘うことが大前提。

「闘わなかったら使わねぇぞ!」

季の対戦時、何人かの選手が”ラグビー”と表現した栃木。まずは身体を当てて相手の動きを止めるやり方なども意識付けさせた。基本的にはファールなので同じことはしないものの、それくらいのことをやってくる相手に驚いたり唖然とすることなく、対抗できるように厳しい言葉使って闘うことを求めた伊藤監督。ディスることなく、栃木の執念に敬意を持たないと闘えない。ボールを繋ごうとして奪われると一気に持って行かれる相手だけに――いつも癖で――繋ごうとすると「下げたら(次のボールは)ワンタッチ(で前に入れろ)。あまり繋がない。ワンタッチで入れたボールをサポートしてほしい」という指示も飛んだ。

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