山梨フットボール

「首位に挑む第16節はチャレンジをし、仲間をサポートして勝ちたい」【2021明治安田生命J2リーグ第16節 京都対甲府 プレビュー】

守備ではセンターラインの新井涼平(奥)と山田陸(手前)のハッスルも重要。武田将平の運動量やガツガツを上回りたい。

2021明治安田生命J2リーグ第16節 京都対甲府 甲府先発予想布陣。

2020年5月30日(日曜日)京都対甲府(14:00 KICK OFF/サンガスタジアムby KYOCERA)

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季も今季も戦力が一番整っているのは――上手いだけではなくアスリート性が高い選手が多い――磐田だと思っているけれど、直近の5試合で区切れば甲府と京都が同じ勝ち点(4勝1分)、磐田と千葉(3勝2分)が2ポイント少ない勝ち点で来ている。対戦相手が違うので比較が難しいが、傍から見ればいい感じなことは確実。前季の終盤戦は新潟(2位)と琉球(3位)を含めた上位の直接対決が多く、見所が充分。今節は1位・京都に5位・甲府がアウエーで挑む――新潟対琉球に並ぶ――注目の試合となる。

4位・磐田が土曜日の試合で金沢に1-0で勝っており、今節勝ち点3を逃す上位チームは磐田に吸収されてしまう――甲府は離される――。残り試合が5試合という訳ではないのでどんな結果でも――勝てば小躍りはする――大喜びも絶望もないけれど、”今”勝てなくて後期に勝てる確証なんてないんだから3連勝中の”今”勝って自信を高めたい。

浦上仁騎にとってもチャレンジとなる京都戦。水戸戦では失点には繋がらなかったものの疲労困憊時に凡ミスがあり、判断の質の高さの向上をパフォーマンスで示したい。

攻撃では前のウィリアン・リラで点を取れるのか。後ろの三平和司で仕留めるのか。どっちも決めてダメを押せるのか、違う選手が決めるのか。ストラカーがストライカーらしくプレーする試合であってほしい。

攻・守に速くてタフな京都に対して、写真の関口正大をはじめ、長谷川元希、荒木翔の運動量はカウンターの武器。また、野津田岳人の質で勝負を決めることにも期待。

(残り 2300文字/全文: 3437文字)

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