山梨フットボール

「狙いの攻撃は発揮できずに連勝ストップも守備力は一定の自信を得た勝ち点1」【2021明治安田生命J2リーグ第16節 京都0-0甲府 レビュー】


2021年5月30日 京都0-0甲府(14:03K.O/サンガスタジアム by KYOCERA/入場者数 4,781人(新型コロナウィルス感染予防対策のため、制限付き。入場者上限5000人以下、または、収容率50%以下での試合開催)/天候 晴 弱風/気温 25.5℃/湿度 38%)

得点者 なし
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式記録の「ピッチ」の欄に珍しく”不良”と表記された京都戦。ピッチ中に陸上競技のトラックのようなラインで芝生がクッキリと枯れていたサンガスタジアム。東京五輪の京都府の聖火リレーが新型コロナ蔓延の影響で公道ではなくサンガスタジアム内(5月25~26日)で行われたというニュースをテレビで見ていたので理由はすぐに分かった。しかし、ランナーの前後を走っていたトラック(恐らく前が報道カメラマンを乗せ、後ろがスポンサー用だと思う)が走ったタイヤの跡がしっかり残っているのには驚いた。聖火リレーでスタジアム内を約170分間(MBSニュースによる)2台のトラックが走り続けた結果だと思う。

クチンの解凍ミスや冷凍庫のコンセントが抜けていたニュースなどに毎日のように触れてイラっとし、コロナ禍で大変な思いをして仕事をしている人たちに対して苦労をよく知らないのにイラっとするのは”寛容な心が無くなっているのかなぁ”とも自問するけれど、シートではなくベニヤか合板を敷いていれば美しいスタジアムが傷つくことを防げたんじゃないかと思った試合前。狭いところをグルグル回るだけなら、トラックは入れずに公式と報道は定位置で撮影し、写り込むところにスポンサーのバナーを入れる判断でよかったと思うけれど・・・とイラ・・・失望。東京五輪に関わるそれなりの責任者が五輪もスタジアムも汚しているようにしか思えないが、中でやっている人は規則でがんじがらめなのか・・・。

聖火リレーでトラックはキッチリと決められたコースを走ったことがよく分かる、芝生の枯れ具合。

散水の虹で誤魔化してもピッチの痛みに心が痛い。

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