山梨フットボール

荒木翔「ヴァンフォーレ甲府のウィングバックは”SHO TIME”よりも”S気質TIME”で勝負」【練習場から】

甲府のWBは荒木翔(左から2人目)と関口正大(右)の2人の”SHO”が運動量と攻撃力の高さで君臨。関口は「80分過ぎあたりでカウンターで出て行って、途中出場で明らかに体力的に有利な相手がついて来られない時や1対1の守備で止めたときに快感がある(笑)」と話す。

――愛媛戦(1-0○)は無失点勝利でしたが、その前の岡山戦(3-1○)、群馬戦(6-2○)は終盤の失点が気になりました。5人交代があるコロナ禍のJリーグで終盤に押し込まれる試合はどう受け止めていますか?

(相手ボールを甲府陣内の中央ではなく)外に出させて、俺ら(with関口正大)が対応すれば問題ない感じ。(パスで)中を通されるよりも”外で俺らに1対1をやらせてもらえれば”という感じです。

――荒木選手も関口選手も疲労困憊なはずの終盤に攻・守でスプリントするのが凄いと思って見ていますが、何でそんなに走ることができるんですか?

高校(日本航空高)、大学時代(国士舘大)、俺、90分間持ったことないです。プロになって1~2年目も90分間持ったことがないです。

――それは自分自身で限界まで引き出してなかったからですか?

気持ちですかね。

――後半の終盤になってスプリントするのが凄いと思います。

それが楽しいんですよ。(マッチアップする)相手もキツイと思っているときにバァーと行けた方が…70分過ぎ、80分過ぎに相手と走り合うのが楽しい。”俺が走ればコイツはついて来ないといけない。でも、めちゃくちゃキツそうだなぁ”というのが好きなんです(笑)。

――サド!(笑)。

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