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山梨フットボール

「ヤングガンの躍動で泉澤仁不在のマイナスを違うプラスで補い、守備力向上で無失点勝利」【2021明治安田生命J2リーグ第28節 甲府3-0京都 レビュー】

エース泉澤仁不在のマイナス面を違うプラス面で埋めたことに価値を感じる京都戦。

2021年9月4日 甲府3-0京都(18:04K.O/JITリサイクルインク スタジアム/入場者数2,223 人(新型コロナウィルス感染予防対策のため、制限付き。入場者上限5000人以下、または、収容率50%以下での試合開催)/天候 雨 弱風/気温 22.2℃/湿度 85%/全面良芝)

得点者 32’ウィリアン・リラ(甲府) 68’宮崎純真(甲府) 79’三平和司(甲府)
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都戦2日前(9月2日)の練習後、「今日のトレーニングは今までなかった一つになる雰囲気を感じました。この感じで続けていけば大丈夫かなぁと思う。勝てると感じたトレーニングでした」と長谷川元希が話した。0-3で完敗した町田戦後、「大学から入ってきた(ばかりの)僕が大学とプロを比べて言うべきじゃないと思うけど、大学時代はロッカールームでも一人ひとりが声を出していて…そういうところをプロの世界でも反映してもいいと思う。一人ひとりが違う方向を向いているような感じがある」と話したことについて、「今の雰囲気は?」と聞いたときの答えが冒頭の部分で、”町田戦後は少し言い過ぎた”という雰囲気も出しながら話してくれた。

田戦後、伊藤彰監督は個人・グループ・チーム戦術の修正はできても雰囲気については――打つ手なしではないものの――キャプテン・副キャプテンを集めて話し、促すしか手がなかったと思う。「ナイーブになり過ぎているところがあった。町田戦の責任がある俺が切り替えて”次、行こうぜ”となっているのに選手は少し引き摺っている。一つひとつのプレー、行動に厳しさが少し足りないと思った。次の京都に勝ち切れば面白くなる可能性がある。選手の中から”頑張ろうぜ”という強いメンタリティ、切り替えを持たないといけない。練習中に少し元気になったが引っ張っていく作業をしないといけない」と話した。この日は9月1日で、泉澤仁が練習中にケガをし、医師による正式な診断結果は練習中には聞けなかったが、アキレス腱断裂の可能性が高く――泉澤も”(切れた)音がした”と伊藤監督に話した――少なくとも京都戦に出場することができないことは分かっていた。この段階で、左シャドーは長谷川(22歳)、右シャドーは宮崎純真(21歳)、WBは左右を入れ替えて左に須貝英大(22歳)、右に荒木翔(26歳)ということは見えていた。荒木も26歳で若いけれど、長谷川、宮崎、須貝の”ヤングガン”が積極的に勢いを出すことが求められたし、2日前の紅白戦形式の戦術確認と最後に――普段はやらない――ペナペナ(ペナルティエリア2つ分のコート)の4対4のシュートゲームと指名選手(ウィリアン・リラ、宮崎、三平和司、長谷川、須貝、荒木、野津田岳人、有田光希、関口正大、パウロ・バイヤ)だけで行ったクロスからのシュートが盛り上がったのがよかった。その日の練習後に、長谷川が「勝てると感じたトレーニングでした」と話した。

気が付けば、サポーターが出している横断幕の言葉は変わっていた。”昇格”の2文字を使えるように勝って、勝って、勝って、勝ち続けたい。

ウィリアン・リラのゴールは山田陸、宮崎純真がラインブレイクするボールを出せたことで生まれた。

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