『ドライブ・ハード』(2014/カナダ) コメディなのに微妙な感じで死屍累々!南半球ならではの逃避行? [♪akiraのスットコ映画の夕べ] -3,351文字-
『ドライブ・ハード』(2014/カナダ)
監督/ブライアン・トレンチャード=スミス
出演/トーマス・ジェーン、ジョン・キューザック
あーいかにも適当につけた邦題だなあ…と思っていたら、なんと原題のままだったという驚愕の事実! で、物語はというと…
ゴールドコーストに妻と娘の3人で暮らすピーター(トーマス・ジェーン)は、かつては数々の優勝経験を持つ凄腕のレーサーだったが、妻が妊娠したとき、危険な職業から手を引くように頼まれ引退したのだ。今は自動車教習所の教官となり、弁護士をしている高給取りの妻に頭が上がらない小市民である。
ある日職場に行くと新規のお客さんに指名されていた。サングラスにキャップをかぶったサイモン(ジョン・キューザック)というその中年男は、アメリカから仕事で数日滞在しており、長いこと運転していないので教わりに来たというが…
なんで???
なぜわざわざ数日しかいない外国で教習を受けるのか! しかも豪州って右ハンドル、左レーンだから帰国してもほとんど役に立たないんじゃ? それどころか、いきなりアクセル踏みすぎて爆走したり、車線越えかけたりと命の危険レベル。むしろよくあの車社会でどうやっていままで生きてきたのかとどうして疑問に思わないピーター!!
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