柳下毅一郎の皆殺し映画通信

『岡野教授の南極生物譚』 二年ぶりに登場したシリーズ第二弾!謎の南極昆虫も登場するぞ!乞うご期待! ……で終わりでもいいのだが・・・

公式サイトより

岡野教授の南極生物譚

監督・脚本・編集 今野恭成
撮影 平野礼
音楽 pachi
出演 岡野陽一、井澤勇貴、松本岳、輝山立、加藤大騎、田口巧輝、柴崎楓雅、加藤啓、セルゲイ・クワエフ、高橋健介

 

→シリーズ第一弾『岡野教授の千年花草譚』

 

……というわけで二年ぶりに登場したシリーズ第二弾! 登場人物は前作『岡野教授の千年花草譚』に引き続き岡野研究室の凸凹三人組。今回のネタはロシアンマフィアから持ち込まれた南極の氷。そしておなじみラインダンスの音楽はロシア民謡の『一週間』。謎の南極昆虫も登場するぞ! 乞うご期待!

……で終わりでもいいのだが、一応ちょっとだけストーリー説明の努力だけはしておく。

 

 

十歳の誕生日を迎えた少年猟助(柴崎楓雅)は愛読書『十五少年漂流記』のブリアン少年にちなみ、冒険の旅に出ることを決意する。家を出るとたまたま目の前に後部が開いた冷凍トラックが止まっている。「冷凍トラック」が「後部を開けたまま」。少年が迷いもなく乗り込むと、走り出したトラックが着いたのは霞ヶ浦大学、岡野研究室であった。トラックの積み荷は密輸された南極の氷だったのである。というわけで平安ヘルスコーポレーションの藤原長道(加藤大騎)、ピョートル・ペトリューヴィチ(セルゲイ・クワエフ)らのリレーで氷を冷凍庫に運びこむ。てか藤原、まだ岡野なんかと付き合ってるのかよ! なお藤原の部下として前作で晴子の恋人だったタケヲ(輝山立)が登場。「晴子さんはどうしたの?」「一緒に東京に出ようって言ったんだけど、気が変わって山荘に残るというんで別れました」「女心と秋の空だね……」とか言ってるが、残念、そこは茨城だ。

 

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