書籍版最新刊『皆殺し映画通信 あばれ火祭り』4/4発売のお知らせ
皆殺し映画通信書籍版最新刊
『皆殺し映画通信 あばれ火祭り』
4/4発売!
これが日本映画の現在だ!
ハイコンセプト地方映画、出し遅れのオリンピック映画、クールジャパン案件映画、底抜けサブカル映画、異世界お祭り映画、どうぶつ映画二〇二一……そんな謎映画を徹底的に観て、映画とは何かを問い、映画の本質をえぐりだす、容赦なき痛烈邦画レビュー!
2020年世界中をパニックに陥れたCOVID 19は2021年もさらなる猛威を振るった。
東京都下では四度目の緊急事態宣言が発令されていたため、無観客開催でのオリンピックというディストピア映画顔負けの現実も出現した。
我らが愛する皆殺し映画たちに効果があるワクチンや特効薬はいまだ開発されることはなく、さらなる健在っぷりを見事に披露。
ハイコンセプト地方映画、オリンピック便乗映画、底抜けサブカル映画……「誰がこんな映画作ったんだよ! 」と叫びたくなる奇々怪々な映画たちの金銀銅のメダルラッシュ状態!!
そんな映画たちを、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存する「皆殺し映画通信」がぶった斬る!
今年でついに10年目、シリーズ9冊目となる本作では、未知の日本映画との遭遇、怒濤の日本映画レビュー36本!!
「皆殺し映画放談」では、アートディレクター・高橋ヨシキ氏を迎え、日本映画のチラシデザインについて大いに語りつくす。
さらに巻末では、ここでしか読めない「柳下毅一郎の2021年ベスト10映画」を一作品ごとの解説付きで発表する。
【本書の内容】
< 2021年の日本映画レビュー36本収録 >
『えんとつ町のプペル』『空蝉の森』『ブレイブ 群青戦記』『劇場版 奥様は、取り扱い注意』『キネマの神様』『マスカレード・ナイト』『総理の夫』『CUBE 一度入ったら、最後』『劇場版 きのう何食べた?』『宇宙の法―エローヒム編―』『ヒノマルソウル』『名も無き世界のエンドロール界』『種まく旅人~華蓮のかがやき~』『いのちの停車場』『大綱引の恋唄』など……
<皆殺し映画通信 スペシャルLIVE収録内容>
第一部 柳下毅一郎の皆殺し映画2021総決算
第二部 皆殺し映画放談2021
柳下毅一郎(映画評論家) × 高橋ヨシキ(映画評論家、アートディレクター、サタニスト)
第三部 柳下毅一郎の2021年ベスト10映画発表!