「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「JリーグにいるGKに負ける気はしていない。新たなGK像を開拓していると感じる」【飯倉大樹インタビュー(第1回)】

 

【飯倉大樹選手インタビュー(第1回)】

実施日:3月22日(木)
インタビュー・文:藤井 雅彦
協力:横浜F・マリノス広報室

 

 

アンジェ・ポステコグルー新監督の指導の下、特異なスタイルに挑戦している今季のF・マリノス。特に既存のGK像から一線を画すパフォーマンスを見せているのが飯倉大樹だ。

ハイラインとハイプレッシャーを合言葉に掲げるフィールドプレーヤーに呼応し、自身も高い位置を取る。そして積極的にペナルティエリアを飛び出し、広大なスペースを埋めていく。

「オレにしかできないスタイルだよ」

自信に満ち溢れた言葉と充実の表情を、とくとご覧あれ。

 

 

 

――今のサッカースタイルの中で、とてもエンジョイしているように見えます。

「最高に楽しい! とても珍しいスタイルだと思うし、だからこそやりがいを感じる。自分にとってはGKとしての技術だけでなく、サッカー選手としての技術やセンスを生かせるのが今の役割。飯倉大樹を発信しやすいと言えばいいのかな」

 

――では、飯倉大樹の特長とは?

「なんでもできること(笑)。それが自分の強み。スイーパーのように最終ラインの背後の掃除ができる。マイボールになった時は正確につなぐことができる。もちろんゴールキーピングも大切な仕事だし、すべての場面で相手と駆け引きしている。ただゴールを守っているだけのGKは目指していなかったから、自分の性に合っている」

 

――ポステコグルー監督就任をきっかけに、ここまでスタイルが変わることを予想していましたか?

「日本代表と対戦したオーストラリア代表はたしかにショートパスをつなぐイメージが強かったけど、ここまで変わるとは正直思っていなかった。石垣島キャンプは別メニューだったので外から見ていたけど、ハイラインでプレーしている(杉本)大地を見て、自分に合っているだろうなというなんとなくの予感はあった。でもGKがどこまで関与すべきなのかという線引きは実際にプレーしなければ分からなかったので、最初は手探りだった。不安や怖さもあった中で、今はやりがいのほうが大きい」

 

 

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