「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「このチャンスを生かしたい」(杉本)・「より上のステージに進むためには、ゴールを決めるしかない」(吉尾)・「僕にとってはすべての試合がチャンス」(金井) [新潟戦前コメント]

 

 

【試合に向けて】

アンジェ ポステコグルー 監督

「(勝利した清水エスパルス戦を振り返って)相手は無敗のチームで、難しい試合になることは予想していた。いつも通りの圧倒的なポゼッションはできなかったが、パス本数などすべての面で上回ることができた。2点目を取れていればもっと良い試合になったと思う。サッカーで一番難しいのは最後決めること。だからチャンスを多く作ることでその可能性を高めるというプロセスは正しい。相手よりも多くのチャンスを作れていたと思う。そして常に5~6人は点を取れる選手がいる。だから選手の問題ではなく、これがサッカー。時にはポストに当たり、相手GKが良いプレーをする場面もある。チャンスを増やしていくことで、今後は点を多く取れるチームになるだろう。

(ルヴァンカップのメンバー編成について)連戦があることは分かっていたので、2週間のブレイクでしっかりコンディションを整えている。今から3週間後のことは予測できないが、目の前の試合に向けては勝つためにメンバーを選ぶ。ここまであまり出場していない選手が出場する良いチャンス。連戦に向けて全員が出場時間を確保するのは大事なこと。

(今季初出場となる杉本大地について)試合でしっかり見たい。彼自身のプレーと、チームとしてやるべき役割を理解できているか確認したい。

(プロデビューとなる西山大雅について)シーズンのスタートから一緒にトレーニングしている。他の若手同様、チャンスを与えたい。彼も役割を理解できているか見たい。

(大津祐樹とオリヴィエ・ブマルについて)二人ともメンバーに入れる。20~30分起用したいと考えているが、それは試合の流れを見ながら決めたい。

(アルビレックス新潟について)相手はJ2のチームということでJ1と対戦する際にモチベーションが高まるかもしれない。でも一番大事なのは相手のカテゴリーやクラブの大小ではなく、自分たちのサッカーを披露するチャンスがあるということ」

 

DF 13 金井 貢史

「僕にとってはすべての試合がチャンス。でもチャンスをもらえるのが当然ではない。FC東京戦で(栗原)勇蔵くんが負傷していなかったら、自分に出場のチャンスはなかった。試合でしかアピールできないので、出場するすべての試合を大切に戦いたい。試合としては、結果と内容の両方が伴っていないといけない。相手がJ2のチームだからといって甘く見ていたらやられる。相手はJ1チームを倒そうとモチベーションが高いはず。センターバックとしては常に集中を切らさずプレーしたい。ボールを持っている場面ではパスコースが多いので楽しい。怖さもあるけど、それが楽しい」

 

 

下バナー

(残り 1331文字/全文: 2451文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ