「何かを変えないといけないと思った」(天野)・「佑二さんが決めてくれたけど、畳みかけるように2点目を取れないことが今年の課題」(松原)他 [川崎戦後コメント]
【試合を終えて】
アンジェ ポステコグルー 監督
「ファンにとってはとてもエキサイティングで良い試合だったと思う。前半は川崎フロンターレのほうが良いサッカーをしていたと思うが、ハーフタイムに修正して後半は少し自分たちのサッカーを取り戻せたのではないか。両チームにチャンスがあって、勝てるチャンスもあったと思うが、結果的に引き分けという形になった」
――ハーフタイムに修正したという話だが、前半に問題だった点は?
「特に守備のところ。もちろん川崎フロンターレが良いチームであることは分かっていたが、それに対して恐れている、躊躇している部分があった。一つひとつの判断は相手のほうが早くて、自分たちがもう少しボールに寄せられるところや、もっとアグレッシブに行けるところがあったんじゃないかということをハーフタイムに伝えた。ただ、0−1の状況で選手たちはよく取り戻してくれたと思うし、後半は自分たちのスタイルをしっかり貫けたかと思う」
――相手が良いチームで15分や20分、支配されることはあると思うが、45分というのは長すぎたと思う。前半のうちに何か変えるつもりはなかったのか?
「それは特になかった。やり続けること。自分たちがまだ成長過程にある中で、試合の中で成長していくことも一つだと思うし、後半取り戻せると信じていたので前半で変えるということはなかった」
――前半に失点しなかったことはラッキーでもあったと思うが、それ以外に無失点に防げた要因はあった?
「運に任せることはなくて、もし運に任せるようであれば自分は宝くじを買っていると思う(笑)。ゴール前は難しいことであり、大量得点を取ることはサッカーで一番難しいこと。前半に関しては(飯倉)大樹やボンバー(中澤)が素晴らしいディフェンスで止めた場面もあったと思うし、相手が外したところもあったと思う。さっきも言ったように最後に決めることが一番難しいことで、自分たちは後半に何回かチャンスを作れたのではないかと思っている」
GK 21 飯倉 大樹
「ここ数試合ならボールを奪えていたところで、今日は相手がうまくてプレッシャーを外されて、前半は自分たちがやりたいことをやられてしまった。ポゼッションでも簡単にミスをして、攻め急いで単発になった。フロンターレにやられていい勉強になった。もう少し自分たちの時間を増やせれば違う展開になったと思う。後半は相手が少し疲れて、ある程度チャンスを作れていた。前半はダメだったけど後半に少し改善できたのは収穫かなと思う。今年は全体的に前へ、前へというイメージでやっている中で、今日のフロンターレはアタッキングサードでの左右への揺さぶりがうまかった」
(残り 1945文字/全文: 3057文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ