[緊急寄稿] 大学ナンバーワンプレーヤー長澤和輝 -早ければ4月3日のナビスコカップ第3節・大宮アルディージャ戦でメンバー入り (藤井雅彦)
ラブコールが実り、まずはお付き合いから始めさせてもらう。マリノスと長澤和輝の関係を例えるなら、そんなところだろうか。
リーグ開幕から公式戦4連勝と波に乗るクラブにさらなる吉報が舞い込んだ。21日、マリノスは専修大の長澤和輝(新四年生)がJリーグ特別指定選手として日本サッカー協会から承認されたことを発表した。
宮崎キャンプ中に放った輝きは衝撃だった。(参考:本誌既報「キャンプレポート:練習生 長澤和輝に注目」2/3)
樋口靖洋監督の「もう2~3年チームにいるようでまったく違和感がない。間違いなくいい選手」という言葉はプレーを見れば誰の目にも明らかであった。中村俊輔やマルキーニョスといったJリーグを代表するプレーヤーとスムーズなコンビネーションを見せ、観戦者の視線を奪う。彼一人の存在が低調な練習試合に、たちまち華やかな彩りを加えた。当時も述べたが、間違いなく“逸材”だ。
プレーについて簡単におさらいすると「なんでもできる万能型」(栗原勇蔵)である。パス、ドリブル、シュートといった攻撃センスに秀でるだけでなく、守備でも球際に強く、運動量も豊富。わずか数日の練習でチームに溶け込んだように戦術理解度も高い。どんなポジション、どんな役割でも高いレベルでこなすMFだ。
そんな大学ナンバーワンプレーヤーに興味を示すクラブは当然ながら多い。すでに正式オファーを出しているマリノスよりも先に地元・ジェフ千葉が獲得に乗り出していた。ほかには浦和レッズや川崎フロンターレ、清水エスパルス、鹿島アントラーズなど五指に余るクラブが
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