「間違いなく言えるのはハッピーではなかったということ。私はこの仕事に情熱を持っていて、選手にも情熱を出してほしいと伝えた」(ポステコグルー)他 [FC東京戦後コメント]
【試合を終えて】
アンジェ ポステコグルー 監督
「あまり良い試合ではなかった。非常に残念な前半で、受け入れられないような内容だった。後半は選手が良い反応を見せてくれてチャンスを作ったが、全体的には後味の悪い試合だった」
――スタートは右ウイングに仲川、左ウイングにシノヅカを起用したが、前半途中にポジションを入れ替えた理由と、後半の35分過ぎにまた戻した理由は?
「とにかく言えることは、ポジションどうのこうのよりも残念な内容だったということ。プレーのテンポも遅く、酷かった」
――前半最初にGK、あるいはDFのありえないようなミスで失点したが、プレースタイルとして時々起こりうるのかもしれないが、どのように考えているのか?
「一つのシーンを切り取って、ハイラインだからではなく、今日はとにかく自分たちのテンポが遅過ぎた。試合に出ればどうにかなるだろうと思っていて、サッカーはすべてに100%を出さないと簡単にはいかない。もっとチームとして成長しないといけない」
――前半はとても良くなかったが、後半にガラリと変わった。後半のようなサッカーを続けられるようになるには、あとどれくらいかかるのか?
「本当にそこが残念な部分で、なぜ後半だったのか。前半から良くて後半に少しずつ動けなくなってプレーが遅くなるのは起こりうることだが、これはメンタルの問題でもあるので、90分間やらないといけない。90分間やり続けた試合もあるので、今日の前半のようなプレーになったことが残念」
――ハーフタイムの交代の意図と、指示した内容は?
「間違いなく言えるのはハッピーではなかったということ。一つひとつのミスというよりは、私はこの仕事に情熱を持っていて、選手にも情熱を出してほしいと伝えた。もっとダイナミックにハイテンポでできるはずなのに、それができなかった。その部分は変えていかないといけない」
GK 31杉本 大地
「最初は(西山)大雅に任せたけど、ボールがバウンドして、芝が濡れてスリッピーだったのでもう少しボールが伸びてくるかもしれないと思った。でもそれは言い訳にしかならない。自分が行くと決めたなら大雅を吹き飛ばしてでも自分が処理しないといけない。最初のプレーで試合を壊してしまった。残りの89分、すぐに切り替えられなかったのは自分の弱さ。同点に追いつけたことは(伊藤)翔さん含めて、みんなに感謝しないといけない。しっかり反省して、次のチャンスが来た時に生かしたい」
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