「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

ジョン・ドンホが積極果敢に2ゴール -ユース選手活躍:MF汰木康也・早坂翔・FW深澤知也・GK田口潤人出場【ここだけ練習試合レポ】 3/24 筑波大学戦 (蒼井真理)

 

ナビスコ杯も連勝スタート。アウェイ甲府で公式戦5連勝を飾った翌日、Bチームがマリノスタウンで関東大学リーグ1部の筑波大と練習試合を行った。

右足首を痛めている小林は出場を回避。小椋も金曜日に部分合流したばかりで、アップのみの参加。次のFC東京戦まで出場停止のマルキーニョスは、練習試合でのアピールが必要な立場でも大学生相手に全力でプレーするタイプでもないため、Bピッチでコーチ陣と個別のコンディション調整。ユースから新3年生のMF汰木康也とMF早坂翔、FW深澤知也、新2年生GKの田口潤人が参加し、ゲームキャプテンは端戸が務めた。

1本目は開始直後こそ立て続けに筑波大の早い攻めからシュートを浴びたが、10分過ぎからは激しく前掛かりなプレスで筑波大を圧倒。何度も相手陣内でボールを奪い、速攻からのシュートチャンスを量産した。ユース選手が加わる中でトップチームのような阿吽の呼吸・連動性はないものの、それを得意とするボランチの優平や喜田だけでなくフィールドプレイヤー全員が攻守の切り替え早くハードワークした。

14分に右サイドを深くえぐった奈良輪のクロスから、こぼれ球をエリア中央でジョン・ドンホが叩き込んで先制。29分、早坂に代わった深澤が1トップに入り、端戸がトップ下に移動。33分にはエリア内に侵入した端戸が狭い隙間に縦パスを通し、これを受けたジョン・ドンホがGKとの1対1を落ち着いて決めて2点目。

その後も優平のFKからアンドリューのヘッド、エリア内で端戸が優平と細かいワンツーで崩してシュートを放つなど、追加点は奪えなかったが10本以上のシュートを放つ充実の内容で1本目は2-0で終了した。

 

ユース選手の活躍と、比嘉の負傷交代

2本目は開始6分、エリア手前中央で田代からのパスを受けた深澤が、後方から走り込む汰木へDFラインの間を通す絶妙なダイレクトパス。抜け出した汰木はGKをかわして

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