「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

攻撃のキーマン山中に代わって久しぶりのSBの金井。遠藤との連係にも注目。山田は本来のポジションで初めてピッチに立つ [Lカップ6節 新潟戦プレビュー]

 

昨年のルヴァンカップグループステージに状況はよく似ていて、最終節で引き分け以上の結果で、次のステージへ駒を進められる。今年からダイレクトでのノックアウトステージ進出ではなくプレーオフステージを挟むことになったが、タイトル獲得のために通らなければいけない道なのだから同じこと。他会場の結果を気にする必要はなく、勝利か引き分けが必要なゲームだ。

 先週水曜日のベガルタ仙台戦には、直近のリーグ戦から先発を総入れ替えして臨んだ。それでも栗原勇蔵や中町公祐、下平匠といった実力者が名を揃えていたが、先発を全員入れ替えたのは事実。連戦による消耗度を考慮し、リーグ戦メンバーに回復の時間を与え、同時に出場機会の少ない選手に実戦経験を積ませる意味合いも含まれていた。

だが、明日のアルビレックス戦は様相が異なりそう。先週末のガンバ大阪戦に先発した飯倉大樹、ミロシュ・デゲネク、松原健、扇原貴宏、喜田拓也の5選手がスタメンに名を連ねる。そこにベンチスタートだった栗原勇蔵、山田康太、オリヴィエ・ブマル、遠藤渓太、伊藤翔の5人が合流し、金井貢史を加えた11人が明日の予想スタメンとなる。

長かった15連戦も今週で終わり。ここまでのマネジメントについてアンジェ・ポステコグルー監督は「ここまで連戦が続いてきた中で、リーグ戦に出場している選手はどうしてもルヴァンカップのタイミングでリカバリーして回復する必要があった」と本音を吐露。その上で「連戦はあと2試合ということで、もう休ませる必要ないと思っている」と続けて明日の試合に臨む。

 

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