「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

ウーゴは現在も別メニュー調整。デゲネク(豪代表)と遠藤(U-21日本代表)も不在。ポステコグルー監督のマネジメントが問われるカップ戦 [練習レポート]

 

 

19日のV・ファーレン長崎戦で頭部を強打し、ハーフタイムに交代を余儀なくされた大津祐樹は、先週まで念のため部分合流で調整していた。週前半はランニングなど軽めの調整で汗を流し、週後半に入ってからボール回しやパス練習に加わったものの、フォーメーション形式の対人練習は自重していた。

 

 

 

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2連休を挟み、今週に入ってからは元気にフルメニューをこなし、復調を印象付けている。負傷したシーンについて「受け身を取れなかった」と苦い表情で振り返る。それでも受傷から時間が経過しているため、大きな問題はない。コンディション的にも今週末のルヴァンカッププレーオフステージ・ヴィッセル神戸戦に十分間に合う。

一方、同じ長崎戦で左ふくらはぎを負傷したウーゴ・ヴィエイラは現在も別メニュー調整だが、アンジェ・ポステコグルー監督は「可能性はある。木曜日、金曜日の様子を見て決めたい」と回復傾向にあることを強調。筋肉系の故障のため無理は禁物とはいえ、前出の大津やウーゴ・ヴィエイラ、それに伊藤翔を加えた三択で先発を決めることになる。

その他では下平匠と喜田拓也が出場不可能な状態で、代表に選出されているミロシュ・デゲネク(オーストラリア代表)と遠藤渓太(U-21日本代表)も不在となる。フルメンバーで臨むことは難しいが、15連戦は数多くの選手を起用しながら連戦を乗り切った。「層は厚い」と自信をのぞかせたポステコグルー監督のマネジメントが問われるルヴァンカップ2試合と天皇杯の3連戦になりそうだ。

 

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