「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「自分にとって新しいポジションが見つかったというか、発見があったし、勉強になった」(バブンスキー)・「カウンターで簡単に失点してしまった。今日も同じだった」(吉尾)他 [FC大阪戦後コメント]

 

【試合を終えて】

アンジェ ポステコグルー 監督

「しっかり勝って次へ進めることはポジティブなことかもしれないが、非常に難しいゲームになってしまった。後半、相手の1本目のシュートが入ってしまって、サッカーは難しいものだと感じている」

 

――内容面で難しくしてしまった原因がマリノスにあるとすれば何か?

「正直、今日のようなグラウンドコンディションで自分たちのサッカーをやるのは難しいと思う。ダイレクトでプレーするほうが簡単だが、選手はしっかりやろうとしてくれていた。今日に関して言えるのは、しっかり次のステージに進めることだけがポジティブなこと」

 

――相手が下のカテゴリーという難しさもあったのか?

「カップ戦で今日のようなコンディションだと波乱が起きやすい。相手もハードワークして、ゴールが決まるたびに自信をつけていたと思う。でも自分たちもチャンスを作って、それを決めていればもっとラクな展開になっていただろう。」

 

 

FW 16 伊藤 翔

「天皇杯はこういうものですませてはいけない試合。ピッチコンディションが悪かったのがウチのクオリティを出せなかった要因ではあるけど、そういう時でも臨機応変に対応しないといけない。ウーゴと一緒にプレーできれば点を取れると思っている。お互いがお互いを見ているし、ピッチ内外で良い関係を築けている。GKの動きは見えていたし、パスも良かった。どうやって蹴っても入る感じがあった。落ち着いて決めることができて良かった」

 

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DF 13 金井 貢史

「先制できたけど、早い時間に失点したのがよくなかった。相手が一人少なくなってからはもっと圧倒できたと思う。前半はボールを持ち過ぎてテンポが出ないで相手に狙われてしまった。後半も立ち上がりに自分がボールをつなごうとしたところから失点した。結果論だけどシンプルにクリアしたほうが良かったかもしれない。ただ、プレーしていて90分で決着をつけられる自信があった。その中で(吉尾)海夏や(和田)昌士がもっとボールを受けられる声かけをしてあげられればよかった」

 

MF 29 和田 昌士

「せっかく早い時間に点を取れたのに、自分のミスから失点して流れを相手に渡してしまった。あのミスはしてはいけないミスだった。その後はアンラッキーなところもあったけど、僕個人としてはアンカーとしてボールを受ける位置が悪かった。今日の展開ならもう少し前で受けてもよかったかもしれない。せっかくスタメンで出られるチャンスだったのに、それを生かせなくて残念。グラウンド状態が悪くてボールをつなぐのが厳しい部分もあったけど、その中でももっとできなければいけない逆転してくれたチームメイトに感謝したい」

 

MF 35 吉尾 海夏

「攻撃のところでは自分たちのスタイルでシュートまで行けるシーンが何度かあった。でもボールの奪われ方が悪かったり、自分含めて前がかりになった時のカウンターで簡単に失点してしまった。それがJリーグでもルヴァンカップでも続いていて、今日も同じだった。複数得点できているのはいいことだけど、インサイドハーフのポジションももっと守備意識を高くプレーしないといけない」

 

MF 33 ダビド バブンスキー

「(右サイドバックについて)自分のキャリアの中で初めてのポジションだった。数日前から練習の中でそこでやってほしいと言われて、学びながら周りと話をしながらやっていた。自分にとって新しいポジションが見つかったというか、発見があったし、勉強になった部分も多い。真ん中だけではなく、自分の中で新しい材料ができたと思うし、うまく入れて良かった」

 

 

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