「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「全部うまくいかなかった」(熊谷)「ネガティブになるようなゲームではない」(齋藤)+中町・榎本 ナビスコ大宮戦後インタビュー


【試合を終えて】
樋口 靖洋 監督

「非常に残念な結果に終わった。前半にいくつかのトライをしたが、それが結果につながらなかった。しかし決してネガティブになるような試合内容ではない。これで連勝の流れが途切れてしまったが、何も落ち込む必要はない。コンディションを戻して、また次の試合に向かっていきたい。今日は2トップでスタートしたが、問題点はトップ下の位置に人がいない分、いつもより外でのプレスがかからなかった。2トップの関係性はもう少し時間がかかると思う。(中村の投入について)ビハインドになったら点を取りにいくためには使わなければならないと思っていた。彼を入れることで、厚みのある攻撃を仕掛けていく狙いだった。(長澤の起用について)キャンプに参加したときから前で得点の機会を作れる選手だと評価していた。ちょっとつぶされるシーンもあったが、間で受けて前を向いたときにグッと仕掛ける形というのは彼本来のものがあった。もう少しトレーニングを積んでいけば、もっとタイミングがつかめてワンツーやスルーパスでゴールへの崩しにつながってくると思う」

MF 25 中村 俊輔

「できるだけ右足首を休ませたかった。勝っていたら出なかっただろうし、負けていたら出るという感じだった。負けているときは前を2トップにして自分がボランチに入る形がリーグ戦でもあった。今日はそれで点が取れなかったということ」

GK 1 榎本 哲也

「負けたのは一瞬の隙を突かれたところ。ほかはそんなにやられている感じはしなかった。後半は一方的に攻めることができていたわけだから、前半だけ耐えられればもっとよかった。次に影響はないと思う。不運もあって点が入らなかったのが残念だったけど後ろから見ていても攻撃の迫力はすごかった。いつか負けるものだと思うので、負けたあとが大事。悔しいけど切り替えないといけない」

MF 14 熊谷 アンドリュー

「全部うまくいかなかった感じ。一つでも何かやってやろうと思っていたけど何もできなくて悔しい。最初はあまり下がってボールを受けるのではなくてロングボールのこぼれ球を拾うようなポジショニングだったけど、それもうまくいかなかった」

MF 11 齋藤 学

「この前のFC東京戦の前半とは違って、今日の後半は自分たちのサッカーができた。やりにくさはあまり感じなかった。でも後ろでボール回ししていても前が連動していない場面が何度かあった。ただ、そんなにネガティブになるようなゲームではない」

MF 8 中町 公祐

「相手は勤勉に全員が手を抜かないでやってくるチームで、なおかつ前半に点を取られてしまった。嫌な感じというわけではないけど、前半は相手が裏に抜けてくるのでウチが少し間延びしてしまった。それでイーブンボールが相手に転がる場面が何度かあった」

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