「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

ポステコグルー監督が合流。練習終了後、ボスはツェティノヴィッチとウーゴを呼び、それぞれ個別に話をする姿も。 [J18節 清水戦プレビュー]

台風12号の進路と影響が気になるところだが、原稿を執筆している27日17時の時点では予定通り試合を行う方向のようだ。いずれにせよ降雨や強風などが懸念されるだけに、サポーターの方々には細心の注意を払ってスタジアムに足を運んでいただきたい。

 今週に入り、水曜日に金井貢史の完全移籍が決まった。時間の都合もあり、囲み取材などを行えないまま足早に名古屋へ発った。どんな事情であろうと、別れは寂しいものである。

ムードメーカーを失ったチームの練習風景は、やはり少し静かに映る。副主将であり、後輩として金井の背中を見てきた喜田拓也は「あんなにうるさい人はいない(笑)。でもあんなにチームを活気づけられる人はいない」と神妙な面持ちで話した。本人の決断を尊重しつつ、誰かがこれからのマリノスを明るく照らさなければいけない。

人の出入りでもう一つ。家族の容体が芳しくないため先週からオーストラリアに一時帰国していたアンジェ・ポステコグルーが木曜日に再来日。金曜日の練習から普段通り指揮を執り、明日の試合で復帰する。ピッチ内に私情を持ち込むタイプには見えないが、明日はボスへの声援が欠かせない。

その試合で、加入間もないドゥシャン・ツェティノヴィッチのJリーグデビューが濃厚だ。試合前日の戦術練習で主力組に入り、中澤佑二とセンターバックコンビを組んだ。先週が連戦だったこと、そしてマリノスが特異なスタイルで戦っているため、フィットするには少なからず時間が必要だろう。明日がトップパフォーマンスになるとは思えない。

 

 

 

 

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