「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

ドゥシャン・ツェティノヴィッチ、Jリーグデビューに向けて着々と準備 [練習レポート]

 

28日に予定されていた第18節・清水エスパルス戦が台風12号のよる影響で中止となった。前日時点の予想よりも台風の速度が遅く、試合時間にバッティングしたことによる、やむをえない決定だ。試合が開催できたとしても、交通機関がストップして帰路につけなければ元も子もない。妥当な判断と言えるだろう。

特筆すべきは、その後の迅速な対応である。中止当日に代替開催日(※8月29日)が発表されるのは異例で、関係各所への確認や配慮、手続きなど大変なのは容易に想像できる。そんなところにもクラブの総合力の高さがうかがい知れるというものだ。

選手たちは予期せぬリチャージを挟み、今日からトレーニングを再開した。

 

 

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プレーヤーに大きな動揺はなく、気持ちを切り替えて今度はサンフレッチェ広島との一戦に向けて調整を進めている。ちなみに試合中止を悔しがっていた一人が遠藤渓太。仮にアジア大会メンバーに選出された場合、代替開催日は出場できない可能性がある。「個人的には試合をしたかったです」と唇を噛んだが、そのぶん有り余ったエネルギーを広島戦にぶつける決意だ。

 

 

その他では新加入のドゥシャン・ツェティノヴィッチが近いポジションの選手と積極的にコミュニケーションを取っていたのが印象的。給水タイム中に中澤佑二とジェスチャーを交えて会話し、もう一方のグループがプレーしている最中には山中亮輔とポジションの確認を行う。こちらも順延となったJリーグデビューに向けて、着々と準備を進めている。

 

 

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