「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

湘南戦で途中交代した仲川輝人は別メニュー調整。名古屋戦出場は難しいか [練習レポート]

 

 

湘南ベルマーレ戦で4試合ぶりの白星を手にしたチームは、リチャージを挟んで今日からトレーニングを再開。9連戦はスタートしたばかりで、次は大型補強を敢行した名古屋グランパスを日産スタジアムで迎え撃つ。

 

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この日、試合出場組はリカバリー中心のメニューを行った。久しぶりの勝利を手にしたことで選手たちの表情は一様に柔らかい。その中で気になるのは湘南戦で途中交代した仲川輝人の状態で、全体練習から外れて別メニュー調整のみ。右太もも裏に違和感を訴えており、名古屋戦出場は難しいかもしれない。

 

 

また、この日の練習後にアンジェ・ポステコグルー監督がチーム編成について「まだ夏のウインドーは開いている。特に焦りはないし、驚きもない」と泰然自若の姿勢を示した。今夏はドゥシャンが加入したものの、ミロシュ・デゲネク、金井貢史、下平匠の3選手を放出し、最終ラインが駒不足に陥っている。トルコ1部のクラブからオファーを受けている山中亮輔の去就も定まっていないため、いずれにしても補強が必要な状況だ。その現状を鑑みて指揮官は「移籍した3人はすごくいい選手だったが、ドゥシャンを獲得し、もう2人くらい選手を獲得したいと思っている」と意味深なコメントを発した。

Jリーグの夏のウインドーは17日までだが、週末の試合に出場するための登録は15日までに済ませる必要がある。ウインドーが閉まるギリギリのタイミングでの駆け込み移籍がマリノス近辺で発生する可能性はおおいにありそうだ。

 

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