「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「またいつかオファーをもらえたらすごく光栄なこと。マリノスのためが自分のためにもなる」山中はマリノスとともに戦い続ける決意を固めた [山中亮輔の去就について]

 

 

山中亮輔にとって、今年の夏はかつてないほどアツかった。

8月上旬、トルコリーグ1部の強豪・バシャクシェヒルから完全移籍でのオファーが届く。UEFAヨーロッパリーグ予選にも出場するほどのクラブからの複数年契約でのラブコールに「オファーをいただけたことは素直にうれしい」と頬を緩めた。

柏レイソルからマリノスに移籍して約1年半が経過した。昨季序盤は負傷の影響もあって本領発揮とはいかなかったが、一度掴んだポジションは手放さない。ウリとする前への推進力を武器に、ドリブル突破や正確なクロス、強烈なミドルシュートで結果を残し続けた。今季もここまで全試合に出場し、不動の地位を確立している。向上心そのままに成長できたという自負があるから「レイソルから移籍する時にたくさん悩んだけど、マリノスに移籍してきたことは正解だった」と胸を張る。

その活躍ぶりが評価されてのオファーに心が揺れたのは事実。いつかは海外移籍を果たしてステップアップしたい、プレーヤーとしての価値を高めたいと考えるのは、今の時代の選手ならば自然な心理だろう。山中も例に漏れず、25歳という年齢も世界基準では若い部類に入らない。そして『日本代表』という目標に近づくための近道になる可能性を秘めている。

対してマリノスにもチーム事情がある。金井貢史や下平匠を放出し、左サイドバックは手薄な状態だった。

 

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