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「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

第1戦でのアドバンテージがあるからこそ、ここで3バックをテストする手も。練度を上げるにはこれ以上ない機会だろう [Lカップ準々決勝2nd G大阪戦プレビュー]

 

 アウェイゲームを4-0で大勝し、ホームでのセカンドレグに臨む。「アドバンテージがあるのは間違いない」(アンジェ・ポステコグルー監督)。これだけ有利な状態で日産スタジアムに帰ってくることは想像できなかっただけに、嬉しい誤算と言っていいだろう。準決勝進出に向けて、精神的にもラクな状況で戦える。

 

 

 この試合に臨むメンバーだが、先日のファーストレグに引き続き山中亮輔は欠場濃厚となっている。柏レイソル戦で痛めた左太もも裏は順調に回復しているものの、試合前日時点でチーム本隊と離れて別メニュー調整を続けている。目標は16日のリーグ第26節・浦和レッズ戦で、ここは無理せず万全の状態で復帰したい。

 

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 先発構成について「一人か二人変えようと思っている」ともはや判を押したような回答の指揮官。ファーストレグを休養に充てたチアゴ・マルチンスの先発が有力視され、その場合は外国籍選手枠の問題が出てくる。ウーゴ・ヴィエイラ、オリヴィエ・ブマル、ドゥシャンのうちの一人はベンチから外れ、浦和戦に備えることになる。

 この3日間は戦術トレーニングを行っていないため、今回も先発予想は難しい。最近2試合の流れを引き継ぐならばシステムは4-3-3。ブマルを起用しない場合はユン・イルロクか遠藤渓太が左ウイングに入り、ストライカーポジションにウーゴ・ヴィエイラを使う可能性もある。

 あるいは、第1戦でのアドバンテージがあるからこそ、ここで3バックをテストする手もアリかもしれない。外国人コンビに畠中槙之輔や栗原勇蔵を組み合わせた3バックの練度を上げるにはこれ以上ない機会。3バックがダメと決めつけるのは早計で、ここまで採用した試合は準備時間の短さゆえに機能性が低過ぎた。もちろん対戦相手との噛み合わせの問題もある。複数の要素があった上で結果が芳しくなかったのだから、まだ見切る必要はないだろう。再び4バックに戻すのは無理のない作業なので、ここはチャレンジが許されるシチュエーションだ。

 無論、いかなるプロセスを踏んだとしても、勝って次の戦いに向かうのが目標なのは変わらない。好調を維持している仲川輝人は「リーグ戦とカップ戦は別の大会だけど、チームとしての継続性は大事だし、流れや勢いを大切にしたい」と静かに闘志を燃やした。ホームでの勝利とともに、自信を深めたい。

 

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