「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「次の試合ではオレが決める」(仲川)・「明日はとにかく勝つためにプレーする。サッカーの内容に関係なく、勝つことだけを考えたい」(ウーゴ)他 [磐田戦前コメント]

 

 

【コメント】

アンジェ ポステコグルー 監督

「ミーティングではいつも通りのレビューを行った。この前は勝つべき試合だったと思うし、内容に関しては良かったと思うし満足している。浦和戦だけでなく今季はボールを保有しても勝てない試合があったが、選手は90%ではなく常に100%でプレーし、ウイニングメンタリティーを持つことが大事だ。自分の長年のキャリアの中で、指揮したクラブが今のような状況になったのは初めてではない。新しいサッカーに取り組む上で難しいシーズンになることは覚悟していたが、最後はポジティブな形で終われることを信じたい。降格圏の17位と2ポイント差だが、リーグは団子状態で上のチームとの差も離れていない」

 

FW 19 仲川 輝人

「浦和戦の前半のチャンスの場面は、もちろん(伊藤)翔くんが呼んでいるのが見えたし、パスを出すこともできた。でもあそこまで抜け出しているのだから自分で決めようと思ってシュートを打った。後悔はないけど、やっぱり決め切らないといけないし、そういう意味でのモヤモヤは残っている。それを晴らすためにも、次の試合ではオレが決める。でも、もちろんアシストも大事。翔くんはクロスに対してニアサイドに入ってきてくれるし、共通理解はできている。少し曖昧なボールでも決めてくれるという信頼でアシストしたい」

 

 

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FW 7 ウーゴ ヴィエイラ

「明日はとにかく勝つためにプレーする。サッカーの内容に関係なく、勝つことだけを考えたい。自分はゴールすることに慣れている。自信も持っている。長い間ゴールを決められなくても、いつか決められると自分を信じている。(伊藤)翔は最近だけではなくシーズン初めから調子が良かった。でも自分も調子はいいと思っている。できれば二人でピッチに立ちたいと思っているが、いずれにしてもチームが勝つことが一番大事だ」

 

DF 27 松原健

「浦和戦はとにかく勝ってほしいという思いで見ていた。実際に勝つチャンスもあったと思うけど、決めるべき場面で決め切れなかった。それでも決定的なチャンスは作れていたし、内容は悪くない。勝敗を分けるのは守り切るところ、カバーすべきところ、といった小さな部分の積み重ね。レイソル戦から4バックに戻して、いい距離感でボールが回ってルヴァンカップも連勝できた。今のサッカーをやる上で大事なのはいいイメージを持つこと。いいイメージを共有して、ポジティブな働きかけをして勝ち点3を取りたい」

 

MF 6 扇原 貴宏

「前節は序盤のチャンスを決め切れず負けたといい感じ。でも今年はそういう試合が多いし、内容が悪くないだけに難しい。誰か一人が悪いわけではないし、ミスは誰にでもある。ただ『まだ8試合ある』ではなく『もう残り8試合しかない』という気持ちが強い。今年は連戦の多かったし、ここまであっという間だった。順位に関しては団子状態なので、ここからの頑張り次第では中位に進出できる可能性も十分ある。誰しも後悔したくない。勝たないとクラブも選手も評価が下がってしまう。流れを引き寄せられるのは自分たちしかいない」

 

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