「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「PKが外れても下を向いている選手はいなかった」(山中)・「翔くんにご飯でも奢ってもらおうかな(笑)」(天野) 他 [長崎戦後コメント]

 

【コメント】

アンジェ ポステコグルー 監督

「ゴールはなかなか入らなかったが、選手たちのパフォーマンスは良かったと思う。チャンスや決定機をたくさん作って、勝ちに値するパフォーマンスだった。

 

――後半に入って内容が良くなったと思うが、どんな指示を与えた?

「前半からPKやポストに当たるシュートがあって良かったと思う。後半は相手が疲れてきたこともあるが、引き続き自分たちのサッカーをすることが大事だった」

 

MF 6 扇原 貴宏

「前半からチャンスを作れていたし、決定機もあった。PKが入らなかったけど、勝てる内容だったと思うし、焦れずにやった結果として勝てた。なかなか点が入らないと難しい展開になる。それでも最後まで自分たちのサッカーで勝てたことが大きい」

 

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FW 16 伊藤 翔

「お騒がせしました(笑)。ドゥシャンに当たったボールが自分に当たって入った。オレがPKやその後のチャンスを決めていればイージーゲームだった。自分が外してしまったことでチームの首を絞めた。DFやGKに感謝したい。でも今日見てくれた人は分かると思うけど、人生嫌なことがあっても良いことがある。みんなそう思って明日も頑張ってくれるでしょう(笑)。ルヴァンカップに負けて、前節も負けて、嫌な流れだった。今日は勝つことが一番大事だった。相手の良い守備もあったけど、こちらのミスで苦しいゲームにしてしまった。後半に入ってからのシュートはバーに当たって、今日は自分の日ではないと思った。あれが入らないで何が入るんだと思った。でも良いことがあった。遠くまでサポーターがたくさん来てくれて、チームを応援し励してくれた。PKを外したけど、チームメイトも励ましてくれた。あらためていいチームだと思った。ゴール後のお辞儀には二つの意味があった。一つは、今日はごめんなさい、という意味。二つ目はケガをした時にたくさん励ましの声をもらったお礼の意味。それで結果としても勝ててよかった。今年はサポーターにヤキモキさせる時間が長かったと思う。最後は連勝して終わりたい」

 

DF 27 松原 健

「最初からチャンスを作れていたので、あとは決めるだけだった。なかなか決めきれない中で、ああいう形で点が入るのはラッキーというか、なんというか(笑)。でも90分間完璧な試合をやるのはなかなか難しい。リードしてからは必ずピンチが来るので、そこを防げればしのげると思った。今日は勝ったことが何よりも大きい」

 

DF 24 山中 亮輔

「引いた相手だったのでチャンスがあればミドルシュートを狙おうと思っていた。1本蹴ってキックのフィーリングは悪くなかったので、枠に飛べば決められたと思う。そこはまだまだ力不足。チャンスを数多く作れていたし、先に失点せず粘り強く戦えていた。PKが外れても下を向いている選手はいなかったし、勝ちたいという気持ちでも勝ることができたと思う」

 

MF 14 天野 純

「あれだけチャンスを作ってもゴールが決まらず、ちょっとどうなるかなと思いながらプレーしていた。でも入る時はあっさり入る。(伊藤)翔くんにご飯でも奢ってもらおうかな(笑)。相手のエリア内に人数が入って崩せていたし、しっかりシュートも打てていた。このまま続けていけば点が入るとみんなで言い続けてやっていた。相手の状況にかかわらずマリノスのサッカーを貫こうと思っていた」

 

FW 26 イッペイ シノヅカ

「前半からチャンスを決め切れない中で自分にチャンスが来た。クロスの時は相手のタイミングを外して上げることを意識して、それがラッキーにつながった。練習からやっていることが結果につながったと思う。PKも含めてチャンスを決め切れなかったのはアンラッキーとしか言いようがない。相手は最下位のチームだけど、そういうチームが一番怖い。最終的に勝ててよかった」

 

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